アンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムデビュー。初投稿でアカウント開設に至った理由を明かす

ついにアンジェリーナ・ジョリー(46)がインスタグラムアカウントを開設。投稿で語った、彼女ならではの開設の意図とは?

2021年8月20日(現地時間)、アンジェリーナ・ジョリー(46)がインスタグラムデビュー! 初めての投稿で、アカウント開設の意図を語った。

Photo:Getty Images
Photo:Getty Images

「アフガニスタンに住む少女からの手紙」という文字をコラージュした画像とともに、手紙の一部を公開したアンジェリーナ。

「現在、アフガニスタンの人々はソーシャルメディアへのアクセス、そして自身の想いを自由に表現する手段がありません。彼らのストーリーや、彼らの人権のために闘う人々の声を共有したいと思い、インスタグラムを開設しました」と添えて、アカウント開設に至った理由を明かした。

この投稿をInstagramで見る

Angelina Jolie(@angelinajolie)がシェアした投稿

さらに「11日の事件が起こる2週間前、私はアフガニスタンの国境で、タリバンから逃れたアフガニスタンの難民に会いました。20年も前の出来事です。今なおアフガニスタンの難民が恐怖や不安から抜け出せず、国を退去する姿を見ることにうんざりしています。多大な時間とお金を費やし、血も流れ、命も失われ、その結果このような失敗に終わる理由が理解できません」と、現状に対する心境を吐露。

Photo:Getty Images
Photo:Getty Images

「他の献身的な人々と同じように、私は(この問題に)背を向けることはしません。彼らを助けられる方法を探し続けます。そして、皆さんも参加してくれることを願っています」と締めくくり、人々に理解と協力を求めた。

Photo:Getty Images
Photo:Getty Images

アンジェリーナは主演映画『トゥームレイダー』(2000年)の撮影のためにカンボジアを訪れたことがきっかけで人道問題に興味を持ち、2001年にはUNHCR親善大使に任命。以降、シリア、イラク、パキスタン、ヨルダン、アフガニスタンなど、危険地域と言われる場所へ赴き、難民の声を世界に届けてきた。

現在はUNHCR特使に任命され、2010年にはボスニア紛争を背景にした映画『最愛の大地』を監督するなど、ハリウッドでも特段熱心な慈善活動者として知られている。

Photo:Getty Images
Photo:Getty Images

ちなみに開設からわずか1日で、アカウントのフォロワー数は700万人を突破。アンジェリーナが発信する情報やメッセージを通じて、ひとりでも多くの避難民の声が世界に届くことを願いたい。

text : Mariko Peeling

 

 

1/4
アンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムの画像_1
2018年はイラクを訪れた。
2/4
アンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムの画像_2
2011年、アフガニスタンを訪れたアンジェリーナ。
3/4
アンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムの画像_3
2003年、ロシアのモスクワで行われたUNHCRの記者会見に出席。
4/4
アンジェリーナ・ジョリーがインスタグラムの画像_4
イラクでは現地の少女と笑って話す姿も。