オスカー俳優ショーン・ペン(61)の監督/主演作『Flag Day(原題)』で親子役を演じた娘のディラン・ペン(30)と揃ってテレビ出演。撮影現場に緊張が走った出来事を明かした。
2021年8月19日(現地時間)、ショーン・ペン(61)が娘のディラン・ペン(30)とともに、米テレビ番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演。ショーンが監督/主演を務め、ディランと共演した映画『Flag Day(原題)』の撮影現場での出来事を振り返った。
今年のカンヌ国際映画祭でも上映された『Flag Day』は、楽しくて優しい父親が実は悪名高い偽札作りだった、という作家ジェニファー・ヴォーゲルの回想記を映画化した作品。
監督を務めたショーンは、父親役として自ら主演。ディランは娘役を演じ、ショーンの息子ホッパー・ペン(28)も出演するなど、ペン家をあげたプロジェクトとなっている。
司会のスティーヴン・コルベア(57)から、父親との「対立」はあったかと聞かれたディランは、「ひとつ、大きなバトルがあった」と告白。あるシーンでディラン演じる娘がマスカラを塗るか塗らないかという意見で対立し、父のショーンと2時間にわたり、にらみ合ったと明かした。
それを聞き、司会のスティーヴンは「まるで、12歳の娘と父親のケンカだね」とあきれ顔。しかも、ペン親子はスタッフらが見ている前でバトルを繰り広げたそう。ショーンは「ペン親子が納得するまで、スタッフは2時間、沈黙に耐えなければならなかったよ」と振り返った。
母親は俳優のロビン・ライト(55)という、俳優一家に生まれたディラン。すでにモデル・俳優として活動しているが、大役はこれが初めてとのこと。
スティーヴンから俳優以外の仕事をした経験を聞かれると、「サービス業で働いたし、広告会社でインターンをしたこともある。ロサンゼルスでは、モデルとピザのデリバリーを掛け持ちしていた」と告白。モデルの仕事の後、メイクを落とさずにピザのデリバリーをしたら、「ストリッパーが来た」と言われたこともあったというエピソードを披露した。
2世セレブながらさまざまな経験を積み、撮影現場では監督で、オスカー俳優でもある父親に対し、自分の意見が正しいと言えるディラン。この作品を機に、女優としてさらなる活躍を見せてくれそう!?