W杯アルゼンチン優勝に100万ドル賭けていたドレイク(Drake)、想定17億円のネックレスをお披露目。42個のダイヤは実現しなかったプロポーズの数!

ドレイク(36)が大粒ダイヤモンドを贅沢に連ねたゴージャスなネックレスを着用して、ライブのステージに登場。なんと42個ものダイヤモンドを使用している、特別な意味が込められたネックレスだったことを、製作を手がけたジュエリーデザイナーが明らかにした。

2022年12月17日(現地時間)、カナダ出身のラッパー、ドレイク(36)が自身のInstagramストーリーズに鏡越しのセルフィーをアップ。ラグジュアリーな白い大理石のバスルームで、白いニットを着用したドレイクの首元に煌めく、豪華絢爛なダイヤモンドネックレスに注目が集まった。

2022年12月、Lil Baby & Friends Birthday Celebration Concertに登場したドレイク

Photo:Getty Images

このネックレスは、2022年12月9日(現地時間)、アトランタで行われたラッパーのリル・ベイビー(28)の誕生日を祝うライブで初披露されたもの。ドレイクがパフォーマンスする際に着用しており、シンプルな黒いTシャツに映える、見事なダイヤモンドが大きな話題に!

それを受け、この作品を製作したNYのジュエリーデザイナー、アレックス・モス(33)が、Instagramにリール動画を投稿。

「42個のエンゲージメントリング」は「合計351.38カラットのダイヤモンドで構成されたもの」で、アレックス モス ニューヨークとドレイクによる新作だと説明。「Previous Engagements」という作品名の由来は、ドレイクがプロポーズすることを考えたものの実行しなかった、42回の“幻の婚約”であることを明らかにした。

動画のナレーションによると、すべてのダイヤモンドは手作業で厳選され、完成までに1年2ヶ月を要したとのこと。ラウンド、エメラルド、プリンセス、ペアカットのダイヤモンドが計42個、18Kホワイトゴールドにセットされているという。

ドレイクが“婚約指輪”を贈るつもりだった女性たちの正体についてはふれていないが、この投稿のコメント欄は、ドレイクが42回も結婚を考えていたことへの驚きの声や、もっとも大きなダイヤはリアーナ(34)にあげるつもりだったのではないか、といったファンの推測で盛り上がっている。

2016年8月、MTVビデオミュージックアワードでのリアーナとドレイク

Photo:Getty Images

付き合ったり別れたりを繰り返したリアーナとのロマンスをはじめ、俳優のラシダ・ジョーンズ(46)、モデルのタイラ・バンクス(49)、シンガーのSZA(33)やニッキー・ミナージュ(40)、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズ(41)といった、一流セレブとの華やかな交際歴で知られるドレイク。

またフランス出身アーティスト、ソフィー・ブルソー(33)とは恋人関係にはなかったものの、この10月に5歳になった息子アドニスがいる。

2022年12月、Lil Baby & Friends Birthday Celebration Concertのバックステージでのドレイク

Photo:Getty Images

いずれの関係も長続きしなかったようだが、婚約まで考えた女性たちへの想いを、永遠に輝くダイヤモンドに込めた、このネックレス。気になる値段を、米ゴシップサイトがイギリスの宝石商スティーヴン・ストーンとの共同声明として掲載した。

同ブランドのダイヤモンド専門家、ザック・ストーン氏の見積もりによると、「このような印象的な作品を品質に関する情報もなしに見積もるのは困難だが、およそ1,250万ドル(約17億円)の価値がありそうだ」とのこと!

お金に関するドレイクの豪胆ぶりについては、話題に事欠かない。ビルボード全米第1位を記録したシングル「God’s Plan」(2018)のMVは、「制作予算99万6,631.90ドル(当時約1億600万円)をすべてあげた。このことはレーベルには内緒にして」というテロップから始まり、実際に貧しい人々にお金をばらまくという驚きの内容だった。

最近では、仲の良い友人で、コラボレーション仲間でもあるDJキャレド(47)の誕生日に、日本のTOTO製高級トイレを4台もプレゼント。

UVライトによるクリーニングシステムなど最新機能が搭載された、最高クラスだと1台約2万ドル(約273万円)するシリーズで、ドレイクからもらった「人生で最高の誕生日ギフトだ」とDJキャレドは大興奮。「ただのトイレではない。TOTOのトイレなんだ。大使館にあるものと同じモデルだ」と動画を投稿したことで話題になった。

2017年7月、イングランドサッカーのプレシーズンマッチで負けを喫したマンチェスター・シティFC

Photo:Getty Images

また、ワールドカップカタール大会決勝アルゼンチン対フランス戦の試合前には、アルゼンチン優勝に100万ドル(約1億3,700万)もの大金を賭けていることをInstagramで公表。

実はスポーツ界では、ドレイクが賭けたチームが負けるというジンクスがあり、“ドレイクの呪い”と言われているそうだが、2022年12月18日(現地時間)に行われた決勝戦では、アルゼンチンが36年ぶりに世界制覇を果たし、ついにその呪いが解けたかと思われた。

しかし、ドレイクが賭けていたのは、「90分で決着がついて、アルゼンチンが優勝」だった模様。今回は延長戦かつPKの末の優勝だったことから、結局、賭け金100万ドルは水の泡になったようだと、英タブロイド紙などが報じている。

2016年6月、NBAファイナルを観戦するドレイク

Photo:Getty Images

米フォーブス誌の「世界でもっともリッチなラッパー」のランキングによると、2019年は1億5,000万ドル(約205億円)だった純資産が、2022年は1億8,500万ドル(約253億円)に達すると多くのサイトに報じられているドレイク。これからも彼ならではのユニークなお金の使い方に注目したい。

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