ショートパンツ姿が可愛すぎる! クリスマス礼拝デビューを果たした英王室の「小さな王子」が話題を独占

2022年12月25日(現地時間)、チャールズ国王(74)をはじめとする、英王室メンバーが恒例となっているクリスマス礼拝に出席。ウィリアム皇太子(40)とキャサリン皇太子妃(40)の末っ子、ルイ王子(4)も初めて参加し、話題をさらった。

2022年9月にエリザベス女王(享年96)が亡くなり、初めて女王不在のクリスマスを迎えた英王室。チャールズ国王(74)とカミラ王妃(75)、その他の王室メンバーが長年の伝統に従って、サンドリンガムのクリスマス礼拝に参列。ウィリアム皇太子(40)は一家全員揃っての登場となり、注目を集めた。

160年以上にわたって、英国君主の私邸として使用されてきたサンドリンガム・ハウス。英王室のクリスマスの休暇地として知られる別邸で、チャールズ国王が君主としてロイヤルファミリーの伝統的な集まりを主催するのは、今年が初めて。

英『BBC News』によると、サンドリンガムで32回クリスマスの集いを開催した故エリザベス女王は、2020年、21年はコロナ禍によりウィンザー城に留まったため、クリスマスにサンドリンガムで王室メンバーが集うのは、2019年以来となった。

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今年、国王としては初となるクリスマス礼拝に臨んだチャールズ国王。カミラ王妃と並んで、サンドリンガム・ハウスからセント・メアリー・マグダレン教会までの短い距離を歩いて移動。

ほかの王室メンバーとともに、教会へ向かい、ポール・リース・ウィリアムズ牧師に迎えられた。礼拝は国歌『God Save The King』斉唱から始まり、45分間にわたって行われたという。

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教会の外にはロイヤルファミリーを一目見ようと、早朝から何百人もの人々が集結。中には「国王の最初のクリスマスをこの目で見たい」と前日からキャンプをして前列を陣取り、到着を待ちわびていた熱心なファンもいたという。祝福の拍手で迎えられた国王夫妻はじめ、王室メンバーは、集まった人々に「メリークリスマス」と挨拶をし、言葉を交わしたとのこと。

観衆をひときわ喜ばせたのは、今回初めて3人揃っての出席となったウィリアム皇太子夫妻の子どもたち。父親とのリンクスタイルがお馴染みとなりつつあるジョージ王子(9)はスーツ姿で現れ、シャーロット王女(7)はワインレッド色のコートで母親ゆずりの“着まわし”を披露した。

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そして主役はやはり、今年クリスマス礼拝デビューとなったルイ王子(4)。プラチナ・ジュビリーの式典でも注目を独り占めした小さな王子が、今回も観衆の心を鷲掴みにしたようだ。

クラシカルなネイビーのコートからワインレッド色の半ズボンをのぞかせたルイ王子は、母親であるキャサリン皇太子妃(40)と手をつなぎ、観衆に微笑みかけながらご機嫌な様子。兄のジョージ王子がルイ王子の背中に優しく手を添え、囁きかけるような場面もあり、集まった王室ファンたちは、次世代を担うロイヤルキッズたちの愛らしい姿を見て、感動していたという。

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この日のサプライズゲストは、ルイ王子だけではなかった。チャールズ国王にバッキンガム宮殿の使用を禁じられたことが報じられたばかりの、故女王の次男でヨーク公アンドルー王子(62)も姿を見せている。

ヨーク公は2019年にスキャンダルで公務を退いてからも宮殿内に執務室を維持していたそうだが、英『ザ・テレグラフ』によると、ついに国王から「追い出された」のだそうだ。

そのアンドルー王子の娘ベアトリス王女(34)は、実業家の夫エドアルド・マペッリ・モッツィ(39)とともに出席。プラチナ・ジュビリーで公の場に初登場した、エドアルドと元パートナーとの息子クリストファー・ウルフ(6)もサンドリンガム・デビューを果たしている。

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また故女王の孫娘ザラ・ティンダル(41)と夫のマイク・ティンダル(44)の次女レナ(4)も初参加。3人仲良く手をつないで歩き、キュートな笑顔で観衆を魅了した。

そのザラの母親であるアン王女(72)は、2022年も数多くの公務をこなし、英国王室いちの働きものだと米『People』に報じられて話題になったが、風邪で体調を崩していたため、今回の礼拝には参加していない。

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欠席したメンバーといえば、カリフォルニアで暮らすヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)がもっとも目立つが、Netflixのドキュメンタリー番組による騒動で英国内の支持率が急落していることから、それほど驚くことではないとだろうと『ザ・テレグラフ』は報じている。サセックス公爵夫妻が最後にサンドリンガムに姿を現したのは2018年のこととなる。

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クリスマス礼拝に参列後、王室メンバーはファミリーランチで七面鳥料理を楽しみ、午後3時に放送される君主のTV演説を座って観るのが習慣になっているという。

この演説は1932年、故女王の祖父ジョージ5世のラジオ放送にルーツを持ち、1957年12月25日、エリザベス女王が初めて、国民に向けたスピーチをTV放映したのが始まり。その時、サンドリンガムから生中継され、以来、この伝統行事は続いている。

チャールズ国王初のクリスマススピーチは、故女王が埋葬されたウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で12月13日(現地時間)に収録が行われ、例年通り、12月25日(現地時間)午後3時に放送された。

冒頭でまず母親である亡き女王への想いを語った国王。続けて生活費の危機に苦しむ国民の生活を案じ、困っている人々を支える団体や公共サービスに従事する人々を賞賛した。家族については、ウィリアム皇太子夫妻の公務についてふれたものの、気になるヘンリー王子夫妻についての言及はなかった。

2022年12月15日(現地時間)、故女王への追悼の意を込めてキャサリン皇太子妃が主催した「Royal Carols:Together at Christmas」。ウェストミンスター寺院で行われたイベントの一部は、特別番組として12月24日(現地時間)に英『ITV』で放映された。番組の中で、故エリザベス女王はクリスマスを「信仰、友情、家族の大切さを思い出させてくれる」時として、「心の近くに置いていた」と語ったキャサリン皇太子妃。
今年のクリスマスは英王室メンバーにとって、偉大な女王を偲ぶとともに、国王による新時代の始まりを感じさせるものにもなったようだ。なお、国王の戴冠式は2023年5月6日(現地時間)に予定されている。

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