オーストラリア人俳優として初となる、「AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)生涯功労賞」を受賞した、ニコール・キッドマン(56)。2024年4月27日(現地時間)に開催された授賞式には、夫で歌手のキース・アーバン(56)、娘のサンデー・ローズ(15)&フェイス・マーガレット(13)と共に、家族揃って出席。2人の娘たちはレッドカーペットデビューとなり、両親そっくりな美貌が話題に!
映画界で活躍し、アメリカ文化の向上に貢献した人物に贈られる名誉ある賞である、「AFI生涯功労賞」を受賞した、俳優のニコール・キッドマン(56)。
過去にはメリル・ストリープ(74)やジュリー・アンドリュース(88)、ダイアン・キートン(78)、デンゼル・ワシントン(69)、アル・パチーノ(84)、トム・ハンクス(67)ら、レジェンドクラスの名優たちが受賞してきたこの賞だが、オーストラリア出身の俳優として受賞するのは、なんとニコールが初!
そんな快挙を成し遂げたニコールが、2024年4月27日(現地時間)、夫のキース・アーバン(56)、娘のサンデー・ローズ(15)&フェイス・マーガレット(13)ら家族と共に、授賞式に出席。
普段は娘たちを公の場に連れてくることが滅多にないニコール&キース夫妻だけに、レアな家族ショットに会場が沸いた。
レッドカーペットに登場し、フォトコールに笑顔で応えた4人。ニコールはゴールドのスパンコールが刺繍された華やかなバレンシアガのカスタムドレスを着用し、キースは妻の気品を引き立てるかのように、シックなブラックスーツ姿で登場。
サンデーは愛らしい花柄のドレス、フェイスは鮮やかなコーラルカラーのドレス姿で、それぞれ10代らしいフレッシュな着こなしを披露した。
また4人のそばには、ニコールの妹でジャーナリストのアントニア・キッドマン(53)と、アントニアの夫のクレイグ・マラン(55)、その娘のシベラ・ホーリー(17)の姿も。滅多に見ることのできない、家族・親族大集合の豪華なファミリーフォトが実現した。
授賞式では、家族だけでなく、大ヒットドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」の共演者リース・ウィザースプーン(48)を含む友人たちに見守られながら、感動的な一夜を過ごしたニコール。
受賞スピーチでは、人生において自身がいかに幸運であったかを語り、同時に「最も大切なもの、それは愛です」とコメントし、家族への愛や賛辞も伝えた。
「娘たちは私と一緒にレッドカーペットを歩いたことはありません。今夜が初めての夜なんです」とニコールがスピーチで語ったように、娘たち2人にとってもレッドカーペットデビューという記念すべき夜になったこの日。両親にそっくりな、その麗しい見た目も早速話題を集め、芸能界入りを期待する声も。
しかし、米メディア「People」の取材に対しニコールは、「彼女たちは、自分らしいキャリアを築きたいと思っている」と話し、母のような俳優になる夢は抱いていないことを明かしている。
だが、2018年にニコールは米メディア「TIME」に「娘(サンデー)は監督業に興味を示している」と語っており、俳優ではない形で演技の世界に関わる可能性はありそうだ。
なお「People」の取材では、娘たちが授賞式の後に自宅で行うお祝いのアフターパーティを待ちきれない様子だと、ニコールが茶目っ気たっぷりに明かす一幕も。
まだまだ華やかな映画界の式典よりもホームパーティの方が楽しい年頃のサンデー&フェイス姉妹。偉大な父と母のもとでこれからどのようなキャリアを築いていくのか、その将来を楽しみに見守りたい。