ニコラス・ケイジ（60）の長男として知られる、ミュージシャンで俳優のウェストン・ケイジ・コッポラ（33）が、母親で俳優のクリスティーナ・フルトン（56）を殴る事件が発生。クリスティーナは目の周りと顔の数箇所にあざを負った痛々しい姿がキャッチされている。
俳優ニコラス・ケイジ（60）の元恋人として知られる、俳優のクリスティーナ・フルトン（56）。結婚には至っていないものの、ニコラスの初めての子どもとして、２人の間には長男ウェストン・ケイジ・コッポラ（33）が誕生。ニコラスはクリスティーナと別れた後も、ウェストンと良好な親子関係を持ち続けてきた。
そんなウェストンが2024年４月28日（現地時間）に、母であるクリスティーナの自宅で、彼女を暴行するという事件が発生。ある関係者が米メディア『TMZ』に語ったところによると、この親子喧嘩は口論からはじまり、すぐにウェストンによる身体的暴力に発展したという。
また救急隊が自宅に出動したもののクリスティーナは病院には運ばれず、警察が到着した時にはウェストンはすでに家を立ち去っていたため、逮捕には至らなかったとのこと。
とはいえ事件の数日後にキャッチされたクリスティーナには、左目の周りに大きなあざ、額と頬にも複数のあざの跡があり、LA警察はこの喧嘩を重罪の暴行事件として捜査するか検討しているという。
ICYMI: Weston Cage Accused of Battering Mom, Brutal Face Injuries | Click to read more 👇 https://t.co/VFzV5c9AVe
— TMZ (@TMZ) May 6, 2024
複数のメディアが事件について大々的に報じる一方で、被害者であるクリスティーナ本人は、この親子喧嘩を大ごとにはしたくないようだ。
米メディア『People』に声明を発表したクリスティーナは、「ウェストンと私は、事件前に口論などしていません。４月28日の日曜日、私はウェストンの親友たちから、彼が精神的に危機に陥っているということで助けを求められました」「私は息子の安全を守るために迅速に行動しました」「精神的に参っている息子に会いましたが、それはかえって恐ろしい出来事を引き起こしました。私は以前から、不安定な精神状態にある息子をサポートしてきました。そして息子が必要とするサポートを継続できるよう、できる限りのことをしていきます」とコメント。またメディアには、家族のプライバシーを守るよう求めている。
ウェストンは長年、薬物乱用やアルコール依存の問題を抱えており、2011年には当時の妻ニッキー・ウィリアムズ（35）へのDV容疑で逮捕されたほか、2017年にはロサンゼルスで、飲酒運転と接触事故で逮捕されている。
また現在ウェストンは、元妻のヒラ・アローニアン（40）との間にもトラブルが。
米メディア『Page Six』によると、ヒラが10万ドルを横領し、さらにクリスティーナやニコラスら祖父母がウェストンとヒラの双子の娘たちに不当に会えない状況を作ったとして、クリスティーナとウェストンはヒラに対し、訴訟を起こしている。さらにウェストンは、自身のメンタルヘルスの問題をヒラに利用されたとも主張している。
献身的にサポートしてきた母親に対し、なぜウェストンが暴力を振るったのかその理由は不明だが、ウェストンがプライベートで悩みを抱え、精神的に苦しんでいることは明らか。クリスティーナの怪我の回復を祈るとともに、ウェストンの今後が気になるところだ。
