カミラ王妃がマクロン大統領夫人の手繋ぎを拒否? 式典での一幕が物議を醸す

ノルマンディー地方で行われた「D-デイ」の80周年追悼式典で、カミラ王妃(76)の取った行動が注目されている。

2024年6月6日(現地時間)、フランスのノルマンディー地方で「D-デイ」の80周年追悼式典が執り行われた。

「D-デイ」とは、第2次世界大戦中に実行されたノルマンディー上陸作戦の開始日として広く知られ、英王室からはチャールズ国王(75)、カミラ王妃、ウィリアム皇太子(41)が参列したが、カミラ王妃の取った行動が注目されている。

カミラ王妃の行動が写った動画を、英メディア『デイリー・メール』がXに投稿。

動画は、仏エマニュエル・マクロン大統領(46)の妻ブリジット・マクロン大統領夫人(71)が、ヴェル・シュル・メールにあるノルマンディー記念碑に献花する場面からスタート。

大統領夫人は、献花した後、カミラ王妃の手を握ろうと腕を伸ばしたものの、カミラ王妃は腕を脇から離さず、手を差し出そうとしなかった。

その後、大統領夫人はカミラ王妃に近づいて手を軽く握ったが、間も無くして手を離し、黙祷を開始した。

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Photo:Getty Images

英王室との交流におけるエチケットは、これまでも議論されてきたテーマ。王室の公式サイトには、「女王や王室メンバーと会う際の行動規範は義務付けられていませんが、伝統的な形式を守ってください」と書かれており、エリザベス女王(享年96)が逝去した後も、内容は変更されていないそう。

それによると、「男性の場合は頭から軽く首を下げる行為、女性の場合は軽くお辞儀をする行為」を定義しているが、「握手も許容される」。

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Photo:Getty Images

ちなみにこの日、マクロン大統領夫妻は式典に20分遅れて到着。それでもチャールズ国王は、マクロン大統領にハグで挨拶し、大統領夫人の手を握ってキス。温かく歓迎した。

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Photo:Getty Images

『デイリー・メール』によると、フランス国内では、カミラ王妃の行動よりもマクロン大統領夫妻が式典に遅刻したことについて「失礼だ」と取り上げているそうだ。