大坂なおみ選手、娘の父親であるラッパーのコーデーと破局。「一緒に過ごした経験から成長できた」と心境を明かす

2019年から交際していた、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手(27)と、ラッパーのコーデー(27)。2025年1月6日(現地時間)に大坂選手がInstagramで、破局したことを発表した。

NBAのロサンゼルス・クリッパーズの試合会場で出会い、2019年4月から交際していたプロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手(27)と、ラッパーのコーデー(27)。

2023年7月には第一子となる娘のシャイ(1)が誕生し、パートナーとして、親として関係性を発展させてきた2人だが、2025年1月6日(現地時間)に大坂選手がInstagramのストーリーズを更新。「コーデーと私は、もう交際関係にはありません」と破局を発表した。

Naomi Osaka(大坂なおみ)、Cordae(コーディ)
Photo:Getty Images

投稿された声明によると、コーデーに対して「憎しみは全くない」とのこと。「彼は素晴らしい人で、素晴らしい父親。正直な気持ちとして、私たちの人生が交わることができて本当によかったと思っています。なぜなら、私にとって最大の祝福でもある娘を授かれたから。私たちが一緒に過ごした経験から、成長することができたと思っています」と心境を告白した。
実は2023年7月の出産直後にも、一度、破局説が報じられた2人。2023年9月には大坂選手がXに「自分を愛することの美学」と意味深な言葉を投稿し、さらに翌10月にも「私と一緒に夕焼けを見にいってくれる人が必要」と投稿。またInstagramのフィードからコーデーとの写真を削除するなど、「破局したのでは?」とファンを心配させていた。

Naomi Osaka(大坂なおみ)、Cordae(コーディ)
Photo:Getty Images

しかし2023年12月には、大坂選手が米ファッション誌『InStyle』のインタビューで、コーデーとの子育てについて「私たちは良い基礎を築けていると思います。コーデーが大らかな性格だからかもしれないけれど、私たちはお互いの意見を尊重し合っています。もし意見が合わないことがあれば、話し合いで解決する。最終的に私たちは2人とも、シャイにとってベストであることを望んでいるのですから」と発言。良好な関係であることを明かしていたが、今回、5年以上にわたった交際に終止符を打ったようだ。

Naomi Osaka(大坂なおみ)
Photo:Getty Images

妊娠・出産を経て、2024年にコートに復帰した大坂選手。出産前の華々しいキャリアにすぐに戻れたわけではないが、着実にステップアップし、2024年12月30日から2025年1月11日(現地時間)までニュージーランドで開催中のASBクラシックでは、女子シングルスの決勝に進出。しかしながら決勝戦では腹部の痛みを訴え、途中棄権。結果は準優勝に終わった。

ASBクラシックが開催されたニュージーランド・オークランドでの滞在の様子をアップしながら、写真13枚目で現在の心境を綴った大坂選手

この悔しい試合の後に、コーデーとの破局を発表した大坂選手。しかし破局発表の前日、終了したASBクラシックでの日々も振り返りながら、Instagramを更新。

「私に起こることは、全て運命でしかない。目の前で起こる出来事は、未来に備えて私の心を訓練するために起こっているのだろう、という結論に達しました。もしかしたら、私の行く先にはもっと大きくて素晴らしいものがあるのかもしれない。それに出合うために、旅を続けるべきなのでしょう。とは言え、今年は素晴らしい年になると思います」と前向きな想いを投稿していた。
なお、大坂選手は2025年1月12日(現地時間)開幕の全豪オープンに出場の意向を示している。プロテニスプレイヤーとして、1人の女性として、そして母として、さまざまな経験を積みながら挑戦し続けている大坂選手。全豪オープンでの活躍にも期待したい。