カニエ・ウェストの東京公演が幻に? ほぼ裸でグラミー賞に参加した妻ビアンカ・センソリが原因か

2025年2月2日(現地時間)にロサンゼルスで開催された第67回グラミー賞授賞式のレッドカーペットで、ほぼ裸の姿をカメラの前で披露し、物議を醸しているラッパーのカニエ・ウェスト(47)の妻、ビアンカ・センソリ(30)。この騒動の余波で、カニエが日本で予定していた東京ドーム公演の援助を、日本の支援者たちが取り止めたと英メディア『Daily Mail Online』が報じている。

2025年2月2日(現地時間)にロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナで開催された第67回グラミー賞授賞式。ビヨンセ(43)が悲願の「年間最優秀アルバム賞」を受賞するなど、話題を振りまいた今回のグラミーだが、レッドカーペットで最も注目を集めたのは、ラッパーのカニエ・ウェスト(47)の妻、ビアンカ・センソリ(30)による“裸”ルックだろう。

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カニエとともにレッドカーペットに登場したビアンカ。裸ルックを披露する前には、黒いファーコートを着用していた。 Photo:Getty Images

10年ぶりのグラミー賞への出席だったカニエはこの日、黒いロングのファーコートをまとったビアンカを連れてレッドカーペットに登場。しかし、報道陣の前でビアンカがコートを脱ぐと、シースルーのミニドレス1枚だったため、お尻も乳首も丸見えの状態に。ほぼ裸の状態でポージングを決めると、そのまま去っていった。

レッドカーペットで、ほぼ裸姿でポージングをするビアンカ。

この姿が拡散されると、インターネット上も騒然。「完全にやりすぎだ」「間違いなくあれは公然わいせつ罪。逮捕されないの?」と批判コメントが世界中から寄せられていた。

なおその後、夫妻はグラミー賞の授賞式には出席せず、「警察が2人を追い出した」という報道も出たが、米メディア『People』によると、「2人は追い出されたのではなく、自ら去っていった」とのこと。しかしアフターパーティには参加しており、その時もビアンカは黒いシースルーのTバックボディスーツを着用し、ほぼ裸のような姿でパーティを楽しんでいた。

アフターパーティに参加するカニエとビアンカ。

グラミー賞という大きな舞台で起きたこの大胆行動は、世界中から注目を集めることとなったが、英メディア『Daily Mail Online』は騒動の余波として、カニエが予定していた日本での公演が頓挫したと報道。ある日本の関係者が、カニエは5月に東京ドームで2公演を行う契約を結んでいたが、日本の支援者たちがカニエとビアンカの行動を問題視し、援助を取り止めたと明かしたという。

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Photo:Getty Images

その関係者は、「カニエは、彼に訪れるすべての機会を台無しにしています。あの行動は想像を絶するほど不気味なもので、日本では恐怖をもって迎えられています」と発言。

また、「日本は女性の権利に対する文化的な目覚めの時期にあり、MeToo運動が非常に高まっています。彼がしたことは強制的な支配行為と見なされており、全く受け入れられない。彼は文化的に完全に日本を見誤っています」と話したそう。

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居住地に選ぶほど、日本好きで知られるカニエ。 Photo:Getty Images

現時点で公式情報として東京ドーム公演は発表されておらず、公演の真偽は不明だが、カニエは昨年より日本を居住拠点のひとつとしており、東京の市街地で頻繁に姿をキャッチされている。日本贔屓としても有名なカニエだが、関係者は「カニエはこのような行動に対する日本人の寛容性を理解できていない。彼はもう日本で歓迎されない」と語った。

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オールブラックコーディネートが定番のカニエと、肌を露出した際どいファッションがトレードマークのビアンカ。Photo:AFLO

なお、今回の騒動ではレッドカーペット上でカニエがビアンカに何かを話しかけ、それによりビアンカがコートを脱ぎ、裸を見せる……という流れがあったのだが、『Daily Mail Online』の記事では、読唇術師がこの時の会話を分析。カニエはビアンカに「騒がせてやろう」と言い、彼女が服を脱ぐ前に「コートを後ろに置いて、それから振り向け」と要求しているように見える、と説明した。
これまでにも、ビアンカへの態度が支配的だと批判されてきたカニエだが、カニエは前妻のキム・カーダシアン(44)と結婚していた時もキムの服装に厳しく口を出し、カニエが服を選ぶことにこだわっていたそう。
また『Daily Mail Online』では、カニエはビアンカのことをアーティストであり芸術作品そのものだと考え、ビアンカもまた自分たちがしていることは芸術であり、自分はカニエのミューズだという認識を共有している、と報じていた。