2025.04.22

ライアン・ゴズリング、マッツ・ミケルセンら大スターが一斉に来日! 『スターウォーズ』の祭典に登場しファンを熱狂させる

映画『スター・ウォーズ』の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション」が17年ぶりに日本で開催され、ライアン・ゴズリング(44)やマッツ・ミケルセン(59)ら、豪華ハリウッドスターが大集合。世界中から集まったファンたちを熱狂の渦に巻き込んだ。

1977年の映画公開以来、世代を超えて多くのファンに愛され続ける『スター・ウォーズ』シリーズ。その大型ファンイベントである「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」が2025年4月18~20日、千葉・幕張メッセで行われた。

ライアン・ゴズリング、ペドロ・パスカル、シガニー・ウィーバー、ヘイデン・クリステンセン、ジョン・ファヴロー
公式サイトがSNSにアップした画像 Photo:Getty Images

当初から参加が発表されていたマッツ・ミケルセン(59)やヘイデン・クリステンセン(44)ら、錚々たる顔ぶれに加え、映画『バービー』(2023)でアカデミー賞にノミネートされたライアン・ゴスリング(44)などのビッグスターがサプライズで登場。会場は大いに盛り上がったという。

公式サイトは、ライトアップされた東京タワーを背に、増上寺の前でキャストと製作陣が肩を並べる圧巻の集合写真を投稿。「ライアンとヘイデンが同じ写真にいる!」「これは素晴らしい歴史的写真だ」などのコメントが続々と寄せられた。

ライアン・ゴズリング
Photo:Getty Images

イベント初日、4月18日に行われたステージイベントでは、大ヒット作『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)などで知られるショーン・レヴィ(56)が監督を務める新作映画『スター・ウォーズ/スターファイター(原題)』の製作が発表され、ライアンがスペシャルゲストとして登壇。

ライアン・ゴズリング、ショーン・レヴィ
Photo:Getty Images

レヴィ監督がステージに立ち、ライアンが主演することを宣言すると、本人が登場。観衆から割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こったという。そしてこの発表は、世界各国のメディアでビッグニュースとして取り上げられた。

米誌『PEOPLE』によると、ステージでライアンは5歳の頃に使っていたという『スター・ウォーズ』のベッドカバーの写真を披露し、「この通り、まだ持っていました」と説明。

「ファンの皆さんに喜んでもらえるかもしれないと、母親が送ってきてくれました。でも僕は、何十年も溜め込んでいたことを正当化したいだけではないかと疑っています」とジョークを飛ばしつつ、「この写真からもわかる通り、僕は映画を観る前から、『スター・ウォーズ』を夢見ていたのだと思います」と打ち明け、ファンを感動させた。

この映画は2027年5月28日(現地時間)に全米公開されることが決定しており、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)の約5年後を舞台とした、これまでのシリーズに登場していない新たな時代が描かれるとのこと。ライアンは「新しいキャラクター」を演じるそうで、この秋から撮影がスタートする予定だという。

ライアンは「ハートフルで冒険に溢れた作品」だと語り、レヴィ監督を「この特別な物語にとって完璧な映画監督」だと絶賛。『スター・ウォーズ』の有名なフレーズ「May the force be with you(フォースが共にあらんことを)」にかけ、「私たちの望みはただひとつ、ファンが共にあらんことを」と結んで、一層ファンを熱狂させたそう。

ペドロ・パスカル、シガニー・ウィーバー
Photo:Getty Images

またこの日は、ドラマシリーズ『マンダロリアン』のスピンオフ作品となる新作映画のイベントも実施され、ドラマでも主演を務めるペドロ・パスカル(50)と大御所俳優シガニー・ウィーバー(75)がサプライズ登場。

ペドロは、ラッフルシャツにハーフパンツを合わせた、アクネ・ストゥディオの2025秋冬コレクションのルックで、一方のシガニーはクールなブラックのパンツスーツ姿を披露した。

ジョン・ファヴロー、ペドロ・パスカル
Photo:Getty Images

2026年5月22日に日米同時公開が決定し、約7年ぶりの劇場公開作となる『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に、新キャラクターとして出演するシガニー。

この作品で特に、ベビーヨーダの愛称で人気のグローグーに魅了されたと発言すると、本作の監督で、マーベル映画のハッピー役でおなじみのジョン・ファヴロー(58)がグローグーを連れて登場。会場は大興奮で、キャストもその可愛さにメロメロになっていたとか。

なおSNSによると、大ヒットドラマ『ラスト・オブ・アス』ほか、話題作に引っ張りだこの売れっ子俳優ペドロは、今回の滞在中、渋谷のスクランブル交差点へ出向いたが、誰も彼に気が付かなかったそう!

ヘイデン・クリステンセン
Photo:Getty Images

イベント2日目は、シリーズにおける最重要キャラクターの一人、アナキン・スカイウォーカー役で人気を博すヘイデン・クリステンセンが、『スター・ウォーズ アソーカ』のステージに登壇。

ヘイデン・クリステンセン
Photo:Getty Images

本作で若き日のアナキンを演じている彼がシーズン2にも出演することを明かすと、大歓声が巻き起こったという。ちょうどこの日はヘイデンの誕生日(4月19日)で、ファンは大合唱でお祝いしたとか。

カナダ出身のヘイデンは米サイト『Entertainment Tonight』の取材に応じた際、同じカナダ出身のライアンと「昨日一緒にディナーしたんだ」と明かし、「彼がスター・ウォーズファミリーの一員となることに、本当に興奮しているのがわかりました」とうれしそうに語ったそう。

イベント3日目の4月20日には、“北欧の至宝”と呼ばれるマッツ・ミケルセンも参加。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主人公ジン・アーソの父で優秀な科学者ゲイレン・アーソを演じているマッツは、淡い色のニットに白のジャケットを羽織ったダンディな姿で華々しく登場。観客に投げキッスをするなど、そのファンサービスもネット上で話題を呼んだ。

なお公式サイトによると、次回の「スター・ウォーズ・セレブレーション」は『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)の50周年を記念して2027年、ロサンゼルスで開催されるそうだ。