キャサリン皇太子妃、お気に入りのZARAのワンピースを着回し! 2021年以来3度目の着用は、英国ブランドのアイテムを合わせてエレガントにスタイリング

キャサリン皇太子妃(43)がZARAのチェック柄ワンピース姿で、故ダイアナ元妃(享年36)が支援していたウェールズの子どもホスピスを訪問。笑顔全開で子どもたちと触れ合うなかで、“極めて稀な行動”をとったことが話題を呼んでいる。

2025年1月30日(現地時間)、プリンセス・オブ・ウェールズことキャサリン皇太子妃(43)が、リピート愛用しているZARAのモノトーンのグレンチェック柄ワンピースを纏い、ウェールズの首府カーディフ近郊にある子どもホスピスを訪問。子どもたちやその家族と和気藹々とした時間を過ごした。

キャサリン皇太子妃
Photo:Getty Images

ボウタイとスカート部分のプリーツがクラシカルな雰囲気を醸すZARAのベルト付きワンピースを、3年ぶりに公の場で着用したキャサリン妃。

ロンドン・サヴィルロウのテイラー、クリス・カー特注のアイボリー色コートを羽織り、英国ブランド、ラッセル&ブロムリーのシンプルなブラックパンプスを合わせ、ウェールズ発ジュエリーブランド、スペルズ・オブ・ラブのフープピアスで仕上げた。

英誌『HELLO!』によれば、このZARAのワンピースはキャサリン妃のお気に入り。2020年、ブラッドフォードでの公務で初お披露目され、2021年、子どもたちの幼児期の発達に関する研究プロジェクトを支える学者に会うためユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)を訪れた際にも着用していたという。

今回キャサリン妃が訪れたタイ・ハファンは、英『BBC』によると、10年以上にわたる募金活動の末、1999年に開設されたウェールズ初の子どもホスピス。命に関わる疾患を持つ子どもたちとその家族に無料のケアとサポートを提供している。

キャサリン皇太子妃、お気に入りのZARAの画像_4
Photo:Getty Images

米誌『PEOPLE』によると、南ウェールズにあるこの慈善団体は、故ダイアナ元妃(享年36)の支援を受けて建設され、2001年、当時皇太子だったチャールズ国王(76)が後援者に就任。そして2025年1月30日(現地時間)、キャサリン妃が役割を引き継ぐことが発表された。

この日、子どもたちと遊んだり、アクティビティに参加したり、家族やスタッフとも交流したというキャサリン妃。団体の代表者が『PEOPLE』に語ったところによれば、「とても感動的な訪問」で、キャサリン妃は「リラックスして友好的で、期待していた以上に長く滞在してくれた」のだとか。

キャサリン皇太子妃
Photo:Getty Images

英メディア『Daily Mail』によると、キャサリン妃はホスピスでケアを受けている12歳の少年フェリックスの家族と対面。彼の4歳の妹に「私があなたの手にペイントするのはどう?」と話しかけ、彼女の手をとって手形アートの手伝いをしたそう。

「くすぐったかったら言ってね。くすぐったい?」と尋ねながら、刷毛で絵の具を塗り、「今日家に戻って、これをやったら、私の子どもたちも気に入ると思います」とジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)に言及したとか。

キャサリン妃
Photo:Getty Images

そしてもう1人の妹が、今度はキャサリン妃の手をペイント。キャサリン妃は「とてもリラックスできる」と笑いながら、赤い絵の具を塗ってもらった後、「準備はいい?」と紙に手を置き、「ネイルをしておくべきでしたね」と発言。自分の手形を見て、「すごく大きいわ」と驚いていたという。キャサリン妃は帰り際、スタッフに今後の支援を約束し、「とても特別な訪問になりました」と語ったとのこと。

続いてキャサリン妃は、同じく南ウェールズにある、ニットとソックスを専門とする家族経営の繊維メーカーCorgi社を訪れ、製造工場内を見学。

キャサリン皇太子妃、お気に入りのZARAの画像_9
Photo:Getty Images

その際、ミシンで靴下を縫う作業にも挑戦した。『PEOPLE』によれば、キャサリン妃は「本当に細かい作業ですね。私の得意分野ではありません」とビッグスマイルを浮かべ、「ごめんなさい、(靴下の出来が)本当にひどいです」とコメントしたとか。

その後、王室の車に乗って、工場を後にしたキャサリン妃は驚きの行動に!

英『BBC』の報道によると、出発直前に「こんにちは! プリンセス」とキャサリン妃に呼びかけていた3歳の少女に挨拶するため、車を飛び降り、ハイヒールにもかかわらず走って彼女のもとに駆けつけたのだという。

キャサリン皇太子妃、お気に入りのZARAの画像_11
Photo:Getty Images

「ずっと後ろのほうから、『こんにちは』という声が聞こえたので、会いに行きたいと思ったの」と話しかけたというキャサリン妃。少女が「あなたはプリンセスなの?」と尋ねると、「そうよ。あなたの村で(中略)この素晴らしい工場を見てみたかったの」と答え、ほほえましい会話が行われたのだとか。

少女の母親はいたく感動し、「ケイト(キャサリン妃の愛称)はとても素敵でした。彼女はとても自然で、地に足がついています」と語ったという。

『BBC』は、これを「極めて稀な行動」と報じ、「王室の護衛隊が公務を終えた後に立ち止まることはめったにないため、プリンセスの行動は注目に値する」と評した。

キャサリン皇太子妃、お気に入りのZARAの画像_12
Photo:Getty Images

今年1月、ガンが寛解状態にあることを発表後、自身が治療を受けていた病院を訪れたほか、私的な買い物シーンもキャッチされているキャサリン妃。

今回の単独訪問の数日前には、夫ウィリアム皇太子(42)とともにホロコースト・メモリアルデーの公式式典にもサプライズで出席した。とはいえキャサリン妃は完全に復帰したわけではなく、徐々に公務を再開しているようだと『BBC』などが報じている。