メーガン妃がナイジェリアで披露した露出度の高いファッションを大統領夫人が非難。「ロイヤルツアーごっこ」と英メディアも痛烈批判

メーガン妃(42)とヘンリー王子(39)のナイジェリア訪問後、同国の大統領夫人が「裸」同然のセレブファッションを批判した演説の中でメーガン妃に言及し、注目を集めている。

メーガン妃(42)とヘンリー王子(39)のナイジェリア訪問から約2週間後、同国の大統領夫人が夫の就任1周年を祝したイベントでの演説で、露出度の高いアメリカのセレブファッションを非難。「私たちの文化に裸はいらない」と主張する中で、メーガン妃の名前を引き合いに出したことが反響を呼んでいる。

メーガン妃
Photo:Getty Images

2024年5月10〜12日(現地時間)、ヘンリー王子が設立した国際スポーツ大会「インビクタスゲーム」の10周年を祝うため、ナイジェリアを訪れたサセックス公爵夫妻ことヘンリー王子とメーガン妃。

2020年3月に英王室を離脱した夫妻にとって、アメリカへ移住後初の国際的なツアーとなり、現地では温かな歓迎を受けたと報じられた。

ヘンリー王子、メーガン妃
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一方で今回、私人として訪れたにもかかわらず、3日間で8ルックを披露したメーガン妃の衣装に批判が続出。

米紙『New York Post』によると、あるファッション専門家は「肌を露出しすぎている」と指摘。人口の半分強がイスラム教徒であるナイジェリアで、ストラップレスや背中が開いたドレスなどを着用したメーガン妃は、「もっと慎み深さ」を示すことができたはずだ、という声が一部の専門家からあがっているという。

そんな中、ナイジェリアのボラ・ティヌブ大統領(72)の妻で元上院議員のオルレミ・ティヌブ(63)は、夫の政権発足1周年を記念したイベントで「Celebrating the Woman(女性を祝して)」と題した演説を行い、ナイジェリアの女性たちに対し、アメリカのスターたちの間でトレンドとなっている露出度の高い服装を真似しないようにと呼びかけた。

英紙『Daily Express』によると、大統領夫人はナイジェリアの子どもたちは「ナイジェリアが美しいことを忘れています」と述べ、アイデンティティを失う危険にさらされている子どもたちを救わなければならないと宣言。

そこで今年も5月上旬に行われたファッションの祭典「メットガラ」で、多くのセレブが披露した露出度の高いルックを「裸」と表現し、「私たちはメットガラをやっているわけではありません。(メットガラの会場では)みんなが裸でそこらじゅうにいますが、男性はきちんとした服装をしています」と痛烈に批判した。

メーガン妃、ヘンリー王子
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さらに「私たちは、何かしなくてはいけない。(若い女性たちに)私たちの文化では裸を受け入れないと伝えてください」と促し、観客の拍手喝采を浴びながら、こう続けた。「それは美しくない。まったくもって美しくない」。

また、ナイジェリアの若い女性たちは美しいが、「自分たちに自信を持つべき」だと主張。本来、「アメリカから来た映画スターの真似をしたり、見習おうとしたりしたくはない」はずで、「彼女たちは自分たちのルーツがわかっていないのです」と話したところで、ナイジェリアを訪問したばかりのメーガン妃に言及。

「なぜメーガンはアフリカを求めて、ここへ来たのか? それは私たちが持ち帰らなければならないもの(アイデンティティ)のためです。私たちは自分たちが何者であるかを知っています。自分が誰なのかを見失わないでください」とスピーチを締め括った。

今回のメーガン妃の衣装についての直接的なコメントはなかったものの、大統領夫人がナイジェリア人女性としてのアイデンティティをファッションでも示すべきだと主張するスピーチで、露出度の高さが非難されているメーガン妃の名前を引き合いに出したことに、ネット上で多くのロイヤルファンが反応。

あるXのユーザーが、「ナイジェリアのファーストレディがあなた(メーガン妃)の名前を出したとき、あなたのアイデンティティは裸と無知と同じ文脈で語られた。イタい!!!」とコメントを添えたスピーチの動画の投稿には、多数のいいねが寄せられた。

メーガン妃、ヘンリー王子
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メーガン妃は以前、DNA検査の結果、43%がナイジェリア人であることが判明したと明かしており、今回のツアーでもそのルーツをアピール。首都アブジャで行われたイベントで、「夫と私をこの国に、私の国に迎え入れてくれて、本当にありがとうとまず言いたいです」と、ナイジェリアを「私の国」と表現したことで注目を集めた。

またファッションについても、「私は皆さんの素晴らしいファッションになじめるように、もっとカラフルな服を着る必要があると思い知らされました」とコメント。

しかし英メディア『Daily Mail』によると、失業率と貧困率の高いこの国で、メーガン妃がキャロライナ・ヘレラやアルチュザラなど、次々とセレブ御用達ブランドを着用したことも一部の専門家から不評をかっているという。

ヘンリー王子、メーガン妃
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3日間の滞在中、衣装代の総額は12万ポンド(約2,400万円)にのぼると推測されており、英紙『The Sun』は“ロイヤルツアーごっこ”だと非難している。

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