チャールズ国王、豪雨で「傘はどこだ?」といら立つ姿が話題に! カミラ王妃の飛行機嫌い説も

カリブ海地域を訪問中のチャールズ国王(77)が、アンティグア・バーブーダの独立45周年の記念式典で突然の豪雨に見舞われ、傘もないまま取り残されるというハプニングが発生。いら立つ様子を捉えた動画が話題を呼んでいる。

カリブ海地域を訪問中のチャールズ国王(77)が、アンティグア・バーブーダの独立45周年の記念式典で突然の豪雨に見舞われ、傘もないまま取り残されるというハプニングが発生。いら立つ様子を捉えた動画が話題を呼んでいる。

2026年11月1日(現地時間)、チャールズ国王(77)はカミラ王妃(79)とともに、カリブ海の島国アンティグア・バーブーダにあるサー・ヴィヴィアン・リチャーズ・クリケットスタジアムを訪問。同国の独立45周年を祝う式典に出席した。

アンティグア・バーブーダの独立45周年記念式典で、ずぶ濡れになって笑うチャールズ国王とカミラ王妃

2026年11月1日(現地時間)、アンティグア・バーブーダの独立45周年記念式典に出席し、豪雨に見舞われたチャールズ国王とカミラ王妃 Photo:Getty Images

英誌『HELLO!』によると、この日、カミラ王妃は煌めく刺しゅうが施されたアンナ・バレンタインの美しい白のドレスを着用。チャールズ国王はベージュのスーツにカラフルなネクタイを合わせ、胸元にはアンティグア・バーブーダの伝統的なマドラス生地を使ったポケットチーフをのぞかせた、粋な着こなしを披露していた。

英紙『Daily Express』によると、レッドカーペットが敷かれた小さな壇上に国王夫妻が上がって数分もしないうちに突然、土砂降りの雨に! 強風が吹き荒れるなか、カミラ王妃は周りを見まわして合図を送ると、身辺警護官がすぐに透明の傘を持って駆けつけ、王妃は屋根付きの観覧席へ移動した。

一方、チャールズ国王は激しい雨のなかで立ち尽くすはめに。傘をさす仕草で催促するもなかなか届かず、荒々しい手振りで「傘はどこだ?」と何度も尋ねるなど、いら立ちを隠せない様子だったと英『GB News』は伝えている。

ようやく侍従武官が小さな黒い傘を手渡すと、国王は傘をさしてパレードに参加する部隊の視察へ。幸いにも豪雨は5分ほどで収まり、祝賀行事は問題なく続けられたという。

米誌『People』によれば、国王のちょっと短気な一面は過去にも話題になっており、2022年9月、署名中にペンからインクが漏れ、いら立ちをあらわにする様子をキャッチされたことも。

もっとも今回は、国王夫妻そろってこのハプニングを面白がっていたようだ。英紙『The Telegraph』によるとカミラ王妃は笑っているところを目撃されており、報道陣のひとりに、雨で濡れたドレスと強風で乱れた髪を示しながら、「もうお手上げよ」と肩をすくめていたとか。

雨のなか、ベージュのスーツに身を包み、傘を持つポーズをするチャールズ国王

激しい雨のなか、傘を持つポーズで傘を求めるチャールズ国王。カラフルなネクタイは、国王と親交のあったオーストラリア出身の著名なコメディアン、故バリー・ハンフリーズ(享年89)の妻から贈られたものだという Photo:Getty Images

英『ITV』によると、チャールズ国王もその後、ガストン・ブラウン首相(59)との会話中、「スーツの中でクレソン(英語でwatercressと呼ばれ、水辺で育つ)を育てられそうだと思いましたよ」とジョークを飛ばしていたそう。

『HELLO!』によれば、翌11月2日(現地時間)、歴史的な港湾地区ネルソンズ・ドックヤードを訪れたチャールズ国王は、俳優イドリス・エルバ(54)と思いがけず再会。「ここで何をしているんだい?」と尋ねる国王に、イドリスは「いろんなところに顔を出すんですよ!」とユーモラスに返答し、前日の豪雨について「雨の件はすみませんでした」と冗談交じりに謝罪したという。

クリケットのスタジアムの芝で、透明の傘を持ち、白いドレスを着て、笑顔を見せるカミラ王妃

故エリザベス女王(享年96)も愛用していたフルトンのドーム形の傘「バードケージ」を持ち、大雨をしのぐカミラ王妃 Photo:Getty Images

今回のロイヤルツアーは、10月27日(現地時間)から9日間の日程でカリブ海周辺の3か国を訪れるもので、カミラ王妃は10月30日(現地時間)、最後の訪問国アンティグア・バーブーダで合流。英メディアによれば、王妃が途中参加することが事前に発表された際、その理由について、王妃の飛行機嫌いが関係しているのではないかとの見方が広がっていた。

クリケットのスタジアムで激しい雨のなか、苛立ちを見せるベージュのスーツを着たチャールズ国王

なかなか傘が届かず、明らかにいら立っていたというチャールズ国王。『The Telegraph』によると、アンティグアの慣習では国歌演奏中は全員が動かずに立っていなければならないため、国王に傘を届けるのが遅れたと後に説明があったとか Photo:AP/アフロ

『Daily Express』は、できるだけ飛行機の搭乗回数を減らすため、最後の1か国だけに参加した可能性を示唆。実際、2018年4月、オーストラリア訪問の際にカミラ王妃は国王より一足早く帰国したことがあり、当時の夫妻の広報担当者は王妃が飛行機を苦手としていることを認めていたという。

観覧席に着席し、笑いながらやれやれのポーズをするカミラ王妃

ずぶ濡れになり、「やれやれ」のポーズのカミラ王妃 Photo:Getty Images

一方、夫妻の元執事は、王妃が特に恐れているのは飛行機の揺れだと証言。揺れが大きくなることがある小型機による移動を避けたのではないかとも言われている。なお、この件についてバッキンガム宮殿からの公式な説明はないそうだ。

サングラスを着用し、バハマの国旗色のカウベルを持って、パレードで練り歩くチャールズ国王

2026年10月28日(現地時間)、バハマの首都ナッソーのパーランメント・スクエアで行われたパレードに参加し、踊るチャールズ国王。18世紀にアフリカからカリブ海地域へ連れてこられた奴隷たちの文化を祝う行事として始まったという Photo:Getty Images

チャールズ国王は当初の予定通り、最初の訪問国バハマと続くガイアナを単身で歴訪。ツアー2日目の10月28日(現地時間)、バハマの首都ナッソーでは、伝統的なパレード「ジャンカヌー」に飛び入り、ダンスをする一幕が話題を呼んだ。

豪華でカラフルな衣装をまとったダンサーたちが練り歩くなか、淡色のスーツにサングラス姿の国王もバハマの国旗カラーのカウベルを手に、華やかな踊りの輪へ。軽快なステップを踏みながら、約20メートルにわたって通りを進むご機嫌な姿は、『The Telegraph』によれば、まるで別人のようだったという。沿道の女性から「ジャンカヌーの王様だわ!」という声も上がり、メディアはこぞって、アバの名曲「ダンシング・クイーン」ならぬ「ダンシング・キング」だと報じた。

チャールズ国王がボクサー姿のプリントTシャツを見て、笑うチャールズ国王

2026年10月28日(現地時間)、バハマの首都ナッソーにある「バハマ・ボクシング・アカデミー」を訪問し、若者たちのボクシングの練習を見学したチャールズ国王 Photo:Getty Images

『ITV』によると、同日に訪れた「バハマ・ボクシング・アカデミー」でも、国王のユーモラスな一面が垣間見られたそうだ。

コーチと生徒が着用していたTシャツに、ボクシング用のショートパンツとグローブ、王冠を身につけた筋骨隆々の国王のイラストがプリントされており、「陛下の分も作りました。昨夜、用意したんです」とプレゼントされると、「なんとも気前がいいね!」とくすくす笑っていたとか。

英国の植民地支配や奴隷制への謝罪と賠償を求める声が高まるなか、チャールズ国王の対応に関心が集まっている今回のツアー。英『Sky News』によると、初日にバハマで行われた若者向けの集会でのスピーチで、国王は「過去の大きな苦難」に言及。バッキンガム宮殿の報道官は、11月3日(現地時間)に行われる英連邦首脳会議で、国王が奴隷制について「揺るぎない誠実さ」と「心からの悲しみ」をもって語ると明言している。