キャサリン皇太子妃、旬なバターイエロールックに身を包みガーデンパーティに復帰。ヘンリー王子夫妻の結婚式で身につけたファシネーターを再利用し、世間をざわつかせる

キャサリン皇太子妃(43)がバッキンガム宮殿で行われたロイヤルガーデンパーティに出席し、トレンドカラーのバターイエローを纏ったエレガントな着こなしを披露。ロイヤルファンの間では、その際に身につけていたハットの話題で持ちきりに!

2025年5月20日(現地時間)、英王室の恒例行事であるガーデンパーティが開催され、昨年はガン治療中で公務から離れていたキャサリン皇太子妃(43)が2年ぶりに出席。ウィリアム皇太子(42)とともにホスト役を務め、注目を浴びた。

キャサリン皇太子妃
Photo:Getty Images

最旬カラーのバターイエローのコートドレスを纏った優雅な装いで、バッキンガム宮殿の庭園のテラスに姿を現したキャサリン皇太子妃。モーニングスーツにトップハットという堂々たる姿のウィリアム皇太子の隣で、厳粛な面持ちで国歌斉唱に臨み、輝かしい復帰を果たしたと海外メディアがこぞって報じた。

この日、キャサリン皇太子妃は、ウエストの特徴的なデザインがスタイルを美しく引き立てるエミリア・ウィックステッドのコートドレスを着用。こちらは2022年6月の故エリザベス女王(享年96)のプラチナ・ジュビリーの記念礼拝で披露したものの着回しで、今回は豪ブランド、フォーエバー・ニューのクラッチバッグとジャンヴィト・ロッシのバックストラップパンプスを合わせた。

キャサリン皇太子妃
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耳元には2011年4月、自身の結婚式で着用した英ジュエリーブランド、ロビンソン・ペラムのダイヤモンドピアスをセレクト。英誌『TATLER』によると、これは彼女の両親からの贈り物で、王室からミドルトン家に授与された家紋に描かれているオークの葉とドングリをモチーフにした特注デザインなのだそう。

キャサリン皇太子妃
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さらに注目を集めたのは、ドレスとカラーリンクした、フィリップ・トレーシーの優雅なファシネーター(英国発祥のヘッドピース)。

これは2018年にサセックス公爵夫妻こと、ヘンリー王子(40)とメーガン妃(43)のロイヤルウェディングで着用したものと全く同じもので、英『GB News』によれば、ネット上ではこのタイミングでの再着用に驚きの声があがったという。というのも、このガーデンパーティは、サセックス公爵夫妻の7回目の結婚記念日(5月19日)の翌日に行われたからだ。

キャサリン皇太子妃、シャーロット王女
2018年5月、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式での、キャサリン皇太子妃とシャーロット王女 Photo:Getty Images

米サイト『Parade』によると、王室ウォッチャーたちの間では、これが和解の申し出なのか、実は裏に計算がある政治的な行動なのかという議論が繰り広げられ、メディアもそれを一斉に報道。

米誌『InStyle』は、意図的なファッションのオマージュなのか単なる偶然なのか、本人のみぞ知るものの、キャサリン皇太子妃がこのハットを着用したのは、サセックス公爵夫妻の結婚式と2019年6月の「トゥルーピング・ザ・カラー」、そして今回のガーデンパーティの3回だけだと伝えている。

ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃
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英紙『Daily Mail』によれば、ガーデンパーティは国王の名で開催されるもので、今回は皇太子夫妻が支援するプロジェクトの関係者や後援団体などを含む7,500人以上が出席。

なかでもとりわけ注目された特別なゲストは、希少ガンで亡くなった若きフォトグラファー、リズ・ハットン(享年17)の家族だった。皇太子夫妻は闘病中だった彼女の夢を叶えるべく、2024年10月、ウィンザー城で行われた勲章の授与式の撮影役としてリズを招待。公式インスタグラムでキャサリン皇太子妃とハグする写真を公開し、世界中で大きな反響を呼んだ。

同年11月、彼女の死去が報じられた際には追悼のメッセージを投稿。『Daily Mail』によれば、夫妻はその後も家族と連絡をとり続けていたそうで、このパーティに招待したようだ。

リズの両親は、娘と同じ希少ガンと闘う人々を支援する慈善団体を設立し活動中とのことで、キャサリン皇太子妃は「資金調達などが必要であれば、お手伝いできると思います。連絡してくださいね。本当に」と熱心に話していたという。

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また、このパーティのもうひとつの感動的な瞬間として、2020年、ホロコースト終結75周年を記念するプロジェクトの一環でキャサリン皇太子妃が撮影したホロコースト生存者、スティーブン・フランク氏(89)との交流も注目を浴びた。皇太子妃は彼を抱きしめ、「私たちは今や古い友人のような気がします。またお会いできてうれしいです」と語ったそう。

『TATLER』によると、ロイヤルファミリーからは皇太子夫妻と親しいメンバーが集結。ウィリアム皇太子の叔父、エディバラ公爵ことエドワード王子(61)夫妻、同じく叔父のアンドルー王子(65)の次女ユージェニー王女(35)、叔母のアン王女(74)の息子ピーター・フィリップス(47)と娘のザラ・ティンダル(44)らが出席し、ガーデンパーティを華やかに彩る女性陣のファッションも話題に。

皇太子一家と家族ぐるみで親しいとされるザラは、ロンドンブランド、アンナ・メイソンの白の花柄ドレスに身を包んで登場。ジェニー・ロバーツの特注ハットとアニヤ・ハインドマーチのクラッチバッグを添えて、エレガントに仕上げた。

ユージェニー王女は、リキソーのポルカドット柄ドレスとエミリー・ロンドンのハットをネイビーで揃えて、シックに。

エドワード王子、ソフィー妃
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またキャサリン皇太子妃がガン闘病中、大きな支えとなったと言われるエディンバラ公爵夫人ことソフィー妃(60)は、ビューラー・ロンドンのピンクの花柄ドレスを着用。リボンをあしらったジェーン・テイラーのファシネーターを合わせ、スウィートな装いを披露した。