「凛々しすぎる!」デンマークの“次期国王”クリスチャン皇太子21歳、初のガラ・ユニフォーム姿が話題沸騰

デンマークの王位継承者、クリスチャン皇太子が21歳の誕生日を祝した最新ポートレートで、凛々しい正礼装姿を初披露。また、初めての本格的なインタビューで次期国王となる運命について率直な思いを明かし、話題を呼んでいる。

デンマーク・フレデリック10世国王(58)とメアリー王妃(54)の長男クリスチャン皇太子(21)が2026年10月15日(現地時間)、21歳の誕生日を迎え、王室はこれを記念した公式ポートレートを3枚公開。現在所属する王室近衛連隊の正礼装に身を包み、颯爽とした未来の国王の姿がロイヤルファンを熱狂させた。

少尉に任官され、笑顔を見せる制服姿のクリスチャン皇太子

2026年6月11日(現地時間)、少尉に任官された際のクリスチャン皇太子 Photo:ZUMA Press/アフロ

クリスチャン皇太子の21歳の誕生日に王室が発表した声明によると、公式ポートレートは誕生日の数週間前にアマリエンボー宮殿の一角にあるクリスチャン7世宮殿の玄関ホールで撮影されたものだという。

エレファント勲章はデンマーク最高位の騎士勲章で、18歳の誕生日に祖母マルグレーテ2世前女王(86)から授与されたもの。この投稿には、モノクロの全身ポートレートも収められている

皇太子は初めて王室近衛連隊のガラ・ユニフォーム(正礼装)に身を包み、水色のサッシュを着用。手には大きな羽飾りがついた豪華な儀礼用のハットを携え、胸元にはデンマークで最も格式の高いエレファント勲章をはじめ、数々の勲章が飾られていた。

王室によると、ダンネブロ勲章は1671年に創設された、デンマークの由緒ある騎士勲章。国家や社会に功績のあった人々に授与されるもので6つの等級に分かれている

今回初披露されたこの装いには、クリスチャン皇太子の王族としての歩みにおける重要な節目を象徴する勲章も。そのひとつがダンネブロ勲章の最高位にあたる大司令官十字章で、21歳の誕生日に際し、父フレデリック国王から授与されたという。この勲章は、すでにエレファント勲章を授与されている王族だけに与えられる栄誉あるもので、現在の受章者はわずか7人なのだとか。

スペイン版『HOLA!』によれば、1658年にフレデリック3世によって創設された王室近衛連隊の儀礼用制服は、鮮やかな赤い上着と青いパンツの組み合わせがトレードマークとなっている

王室の公式インスタグラムの投稿には、誕生日を祝福するメッセージとともに、鮮やかな赤いジャケットに青いパンツを合わせた、皇太子の正礼装を絶賛する声が続出。童話に出てくる王子様そのものの姿に、「私たちの皇太子って、本当にかっこいい!」「なんて素敵な青年なの。胸がいっぱいになります」などと、コメント欄は大いに沸いた。

少尉に任官された制服姿のクリスチャン皇太子とその姿を誇らしげに見上げるメアリー王妃とフレデリック国王

2026年6月11日(現地時間)、クリスチャン皇太子が少尉に任官された式典には両親も出席。誇らしげなメアリー王妃の表情も注目を集めた Photo:ZUMA Press/AFLO

声明によると、21歳の誕生日はプライベートで祝ったとのこと。2025年に王室近衛連隊に入隊したクリスチャン皇太子は現在、ホーヴェルテの兵営で少尉および小隊長として日々勤めており、予定通り2027年夏までその任務を続ける見込みだという。また王室は、皇太子が軍の訓練に伴う給与も、王室からの手当も受け取っていないことを強調。「年額手当の支給については、皇太子殿下が独立した世帯を構えられた際に初めて検討の対象になる」と述べている。

将来の国王の素顔に迫る貴重なインタビューを掲載したデンマーク紙『Politiken』の公式Instagram投稿。皇太子の発言は国内外のさまざまなメディアで引用され、大きな注目を集めた

デンマークの大衆紙『B.T.』によると、21歳の誕生日に先駆け、初めて本格的なインタビューに応じたクリスチャン皇太子は、いつか王位を継承することへの想いを初めて口にし、大反響を呼んでいるそう。皇太子はデンマーク紙『Politiken』の独占インタビューで、いずれクリスチャン11世として国王となることについて、「考えると現実とは思えないような気持ちになります」と発言。

黒のスーツ姿で教会を歩くクリスチャン皇太子とウィリアム皇太子

2026年9月9日(現地時間)、ノルウェー・ハラルド5世国王(享年89)の国葬で、同じく次期国王のウィリアム皇太子(44)と隣り合う姿も注目されたクリスチャン皇太子 Photo:代表撮影/NTB scanpix/アフロ

さらに「これが自分の将来に待ち受けていることのひとつだとわかっています。幼い頃から知っていましたし、両親もその役割を担えるように育ててくれました。だからもちろん、期待と不安の両方を感じています」と語ったそうだ。その後、「でも、いつか自分の番が来たときには、できる限りその役割を果たせるよう努めたいと思っています」と続けたと、デンマークの王室専門誌『BILLED-BLADET』が伝えている。

2025年夏にも音楽フェスで、恋人と噂されるエマ・ニーガード・フリッツェンとの情熱的なキスシーンをキャッチされ、メディアを賑わせた

『B.T.』によれば、今年の夏、クリスチャン皇太子が音楽フェスティバルで楽しんでいる姿をデンマークの老舗ゴシップ誌『Se og Hør』などが報じ、プライバシーをめぐる議論に発展。その件について、ついに皇太子本人が沈黙を破ったことも関心を集めたようだ。「ええ、そうした注目があるのは十分理解しています。それが現実だということも、よくわかっています。でももしすべて自分で決められるのなら、できれば注目を浴びずにいたいですね」と本音を明かしたという。

ベレー帽をかぶり、迷彩服を着用して訓練に参加する、真面目な表情のクリスチャン皇太子

2025年8月14日(現地時間)、デンマーク・スラゲルセにあるアントヴォルスコウ駐屯地で、士官候補生訓練に参加するクリスチャン皇太子 Photo:Getty Images

また、今回のインタビューで皇太子が自分専用の住居を持つようになったことも判明。『BILLED-BLADET』によると、新居はアマリエンボー宮殿を構成する4つの宮殿のひとつ、フレデリック8世宮殿に付属するアパートメントで、近衛連隊の兵営に滞在していないときはそこで暮らしているのだとか。

ゾウのぬいぐるみを持ち、ヘンリック王配に抱っこされる幼いクリスチャン皇太子

2008年6月10日(現地時間)、当時2歳のクリスチャン皇太子の記念すべき初公務。亡き祖父ヘンリック王配(享年83)とともにコペンハーゲン動物園の新しいゾウ舎の開設式に出席した Photo:ロイター/アフロ

『Politiken』は、クリスチャン皇太子はメモを一切持たず、常に相手と目を合わせて話し、ほとんどの質問にすぐに答えたと伝えている。このインタビューはロイヤルファンからも好評で、王室が誕生日ポートレートを公開した投稿には、「素晴らしいインタビューでした!(中略)謙虚で、物事をよく考え、自分の考えをきちんと言葉にできる、そして何より、好青年なのだと感じます」「それにしてもなんてハンサムで、しかもしっかりした青年なのでしょう。(中略)質が高く、真摯なインタビューを読んで、そう感じました」といったコメントが寄せられた。

2024年1月、祖母マルグレーテ2世女王が退位したことを受け、王位継承順位第1位となったクリスチャン皇太子。豪サイト『nine.com.au』によれば、以来、何度も国王の代理を務めており、最近ではメアリー王妃の父ジョン・ドナルドソン氏(享年84)の追悼式に出席するため、両親がオーストラリアを訪れていた際にも、摂政としての役割を果たした。

フォーマルなスーツ姿でクリスチャン7世宮殿内を颯爽と歩くクリスチャン皇太子

2026年1月1日(現地時間)、クリスチャン7世宮殿で行われた、国王夫妻主催の新年の公式行事に出席したクリスチャン皇太子 Photo:Getty Images

『HOLA!』によると、ベトナム大統領夫妻のデンマーク訪問に伴い、クリスチャン皇太子は2026年10月19日(現地時間)の夜、クリスチャンスボー宮殿で行われる国賓晩餐会に両親とともに出席する予定。皇太子が外国の国家元首を迎える席に臨むのは、これが初めてとなるそうだ。