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英紙『TATLER』によれば、堅信式当日、双子のヴィンセント王子とジョセフィーヌ王女は家族とともにフレデンスボー宮殿内の邸宅チャンセリー・ハウスで祖母マルグレーテ前女王(86)に挨拶した後、フレデンスボー宮殿教会へ。この教会は1世紀にわたりデンマーク王室の堅信式の場となっており、前女王をはじめ、父フレデリック国王、兄クリスチャン皇太子(20)、姉イザベラ王女(19)の堅信式もここで行われたという。
堅信式に先駆け、ヴィンセント王子とジョセフィーヌ王女の成長を振り返るフォトアルバムが公開された
堅信式は若者がキリスト教徒として生きることを誓うもので、子どもから思春期への通過儀礼とされる特別な行事。米版『HOLA!』によれば、王室にとっても伝統と継続性を強調する節目とのことで、重要なセレモニーにふさわしい、一家の洗練された装いも注目の的となった。

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主役のひとり、ジョセフィーヌ王女は花のモチーフがちりばめられた、ビルギット・ハルシュタインの天使のように愛らしい特注ホワイトドレスをまとい、ひときわ美しい姿を披露。足元にはウニサのベージュパンプスを合わせ、デンマークブランド、ジュリー・サンドラウのパールのクロスネックレスとパールネックレスを重ねづけ。パールのロングピアスを揺らし、メアリー王妃のセニウス&バッハのリングを身につけ、優雅なアクセントを添えた。

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手元にはマルグレーテ前女王から贈られたターコイズとダイヤモンドのブレスレットを輝かせており、これは1935年にイングリッド王妃(享年90)へ大叔母であるアーガイル公爵夫人ルイーズ王女(享年91)から贈られた結婚祝いに由来する家宝のジュエリーだという。

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英紙『Daily Mail』によると、フレデリック国王と手を繋いで笑顔を見せたメアリー王妃は、英国ブランド、クレア・ミシェヴァニによるロイヤルブルーのパンツセットアップに、スザンヌ・ユールのヘッドピースを同色で揃え、ジャンヴィト ロッシのネイビーパンプスを着用。気品あふれる凛とした装いで、誇らしげに双子の子どもたちを見守った。首元に飾られた豪華なブローチは、1840年頃にデンマークのマリー王妃(享年84)が作らせたフラッド・サファイア・ブローチという歴史的なジュエリーなのだとか。

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一方、イザベラ王女はシックなフォレストグリーンのパンツのセットアップに、スザンヌ・ユールのベレー帽風のヘッドピース、プラダのパンプスをプラス。アレクサンドリーネ王妃(享年73)から受け継ぐピンクパールとダイヤモンドのブローチでリュクスに仕上げた。

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男性陣はいずれも端正なダブルのスーツで装いを統一。この日のもうひとりの主役で、急成長ぶりが話題のヴィンセント王子はネイビーのピンストライプ柄を、兄クリスチャン皇太子はグレーのミックスストライプ柄、父フレデリック国王はダークカラーを選んでいた。

祖母マルグレーテ前女王の姿も Photo:Getty Images
式が始まる前には、一家が教会の入り口前にずらりと並び、報道陣の前に登場。ヴィンセント王子とジョセフィーヌ王女を祝うために集まった人々とハグしたり、チークキスをしたり、挨拶する様子がカメラに捉えられた。

スペイン国王フェリペ6世も出席 Photo:Getty Images
そのなかには2人にとって叔父と叔母である国王の弟ヨアキム王子(56)とその妻マリー王女(50)や、洗礼時に子どもの信仰的後見人となる代父母(ゴッドペアレンツ)の姿もあり、ヴィンセント王子の代父であるスペイン国王のフェリペ6世(58)が 、この機会のためマドリードから駆けつけたことは大きな話題に。同様にジョセフィーヌ王女の代父であるブルボン=両シチリア家のカストロ公カルロ王子(63)らも出席していた。
現地メディア『BILLED-BLADET』によると、ヴィンセント王子とジョセフィーヌ王女が王室行事の主役になったのは洗礼式以来となるが、楽しい瞬間に満ちていたとのこと。クリスチャン皇太子がフェリペ国王へのお辞儀の仕方を実演するなど、弟にいくつかのアドバイスを与えている様子がキャッチされたという。
また2人はこの日初めて、矯正器具をつけていることが確認されたそう。現地ゴシップメディア『BT』によれば、ヴィンセント王子は15歳らしく、元気いっぱいにカメラに向かって舌を突き出したユーモラスな表情を2度も披露。

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ジョセフィーヌ王女も母メアリー王妃との仲睦まじいやりとりのなかで舌を見せるなど、お茶目な一面を見せていたとか。
今回の式は非公開で行われたが、王室の公式インスタグラムは2人のポートレートや華やかな家族写真、和気藹々としたきょうだいショットなどを続々と投稿。
コメント欄には「本当に胸に響く、立派な2人の堅信者と幸せそうな家族の素敵な写真だ」「なんて愛にあふれた家族なんだろう、どの写真からもその愛情が伝わってくる」などの声が相次いで寄せられた。
特に反響を呼んだのは式の様子を収めた動画で、祭司の前に並んで座っていたヴィンセント王子とジョセフィーヌ王女が礼拝の途中、互いに拳を合わせる瞬間が捉えられており、ファンの視線が集中!「友だち同士のような“フィストバンプ”がとてもいい」「まるで『2人でやり遂げたんだ』と語っているかのよう」などの反応で盛り上がったようだ。

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『TATLER』によると、堅信式後、ヴィンセント王子とジョセフィーヌ王女は初めて2人だけで共同記者会見に応じ、公の場での第一歩を踏み出した。『HOLA!』によると、ヴィンセント王子は「26分差で生まれた」双子の妹をフィーネと愛称で呼び、「僕とフィーネは今日をずっと楽しみにしてきました。友人や家族がここに来てくれることに感謝しています」と語り、「すべてを一緒に乗り越えられることが大きな支え」だと2人の関係性や絆の深さについて言及したという。

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また王女も、「彼なしで祝われるなんて想像できません」と双子の兄への信頼の大きさをにじませ、そばにいてくれることが「とても心強い」などと発言したそう。
さらにこのとき王女はビッグニュースを発表。先述の『BILLED-BLADET』 によると1年間、家族と離れ、寄宿学校で学んだが、今年の9月より再び、双子の兄と一緒に学校に通うことになると明かした。 ジョセフィーヌ王女が「とても素晴らしい経験で(中略)自分自身とても成長したと感じています」と振り返る一方、ヴィンセント王子は家で“ひとりっこ状態”だったのは「退屈で重苦しかった」と語り、「彼女が家に戻ってくるのを本当に楽しみにしています。これでもう家を空っぽだと感じなくなる」と述べたという。
メアリー王妃は父親の死に際し、「心は重く、思いは沈んでいます」「しかし、この悲しみが落ち着けば、思い出が日々を明るくしてくれるでしょう」などと公式インスタグラムに綴った
今回の堅信式は、メアリー王妃の実父で応用数学の教授ジョン・ドナルドソンが4月11日(現地時間)に84歳で死去してからわずか1週間後のタイミングであったため、悲しみと喜びが入り混じるなかで行われることに。
2人は祖父を失ったことについてもふれ、「堅信式の直前の出来事で非常に悲しんでいますが、彼が私たちとともにいるとわかっています。とても恋しく思っていますが、今はより良い場所にいると思うと心が少し安らぎます」などと語ったそうだ。