俳優のシャーリーズ・セロン(48)が世間やメディアが噂する“整形失敗説”を否定。年を重ねることによる外見や身体への影響について語った。
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アトミック・ブロンド』、今年公開の『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』への出演で知られる俳優のシャーリーズ・セロン(48)。
激しいアクションに挑戦し続けるシャリーズが、米誌『Allure』のインタビューで、年を重ねることによる外見や身体への影響について語った。
シャリーズは同インタビューで世間やメディアが噂する“整形失敗説”に言及し、「ただ年を重ねているだけ。整形に失敗したわけじゃない」「自分の顔が変わり、老けていくのは喜ばしいこと」と、噂を一蹴。
ハリウッドで顕著な年齢に関する男女間のダブルスタンダードに触れ、「男性は高級ワインのように年を重ねていき、女性は切り花のように年をとる、という考え方が好きじゃない」と話し、女性を苦しめる偏見と闘いたいと述べた。
さらにシャリーズは、年を重ねることによる外見の変化に加え、役作りに対する考え方の変化についてもコメント。
『タリーと私の秘密の時間』『モンスター』などで演じた役のために体重を増やしたこともある彼女は、43歳のときに出演した『タリーと私の秘密の時間』後の減量にとても苦労したという。
医者に相談したところ、加齢による新陳代謝の変化は仕方ないことだと諭されたシャリーズは、「私は二度と、映画を撮るために『OK! 18キロ増やします』とは絶対に言わない」と決意。今後、役作りのために体重を変化させるつもりはないそうだ。
アクション俳優としても活躍する彼女にとって、年を重ねることは、より現実的な問題のよう。「怪我をすると、治るのに20代の頃よりも時間がかかる。顔(や外見の変化)よりも、壁に身体を打ちつけても明日には回復しているような、25歳の身体があればいいなと思う」とコメント。
「3日間運動を怠って、その後ジムに戻ると(筋肉痛で)歩けない。トイレにも座れないの(笑)」と冗談を交えながら、年を重ねることについて実感するのは「そんな現実的な瞬間」だと語った。