サンドラ・ブロックの長年のパートナー、ALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病の末に死去

俳優のサンドラ・ブロック(59)のパートナーだったブライアン・ランドール(享年57)がALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病の末、亡くなった。

2023年8月5日(現地時間)、俳優のサンドラ・ブロック(59)のパートナーで、モデルやフォトグラファーとして活躍したブライアン・ランドールが死去。57歳だった。

米メディア『People』によると、ブライアンの家族が声明を発表。「ブライアン・ランドールはALS(筋萎縮性側索硬化症)との3年間の闘いの末、2023年8月5日(現地時間)に息を引きとりました」と明らかにした。

サンドラ・ブロックとブライアン・ランドール
Photo:Getty Images

ALSとも呼ばれる筋萎縮性側索硬化症は、筋肉、身体を動かすための神経系が障害を受ける病気で、今のところ有効な治療法はほとんどない難病として知られている。

ALSと診断され、3年にわたる闘病生活を続けていたブライアン。彼の家族は、ブライアンは診断された初期から闘病生活を公表しないと決めていたといい、「私たちは、その望みに応えるべく最善を尽くしました」とコメントした。

サンドラ・ブロック
サンドラ・ブロック Photo:Getty Images

サンドラとブライアンの出会いは、さかのぼること2015年。サンドラが自身の息子の誕生日会の撮影をブライアンに依頼したことをきっかけに出会い、交際をスタート。

1年後には俳優ジェニファー・アニストン(54)とジャスティン・セロー(51)の結婚式にともに出席するなど公の場にも揃って姿を現しており、長年のパートナーとして知られていた。

当時は結婚秒読みの報道もあったが、長らくツーショットがキャッチされなかったため、最近では破局したのではないかと噂されていた。

サンドラ・ブロックとブライアン・ランドール
ブライアンとサンドラ、2018年当時 Photo:Getty Images

2人の関係についてインタビューで多くを語ることはなかったサンドラだが、2021年にはトーク番組『Red Table Talk』に出演した際にはブライアンについて「生涯で最愛の人」と発言。さらに「私たちには2人の最高の子ども、彼の娘も入れて3人の子どもたちがいる。人生で最も素晴らしいこと」と語っていた。