今年７月に結婚21周年を祝った、デヴィッド（45）＆ヴィクトリア・ベッカム（46）夫妻。人気絶頂だったスパイス・ガールズのメンバーとサッカー界の貴公子というビッグカップルとして、交際中から世界の注目を集めていたふたりは、1999年に結婚。今では３人のハンサムな息子とキュートな娘とともに、セレブ界最強ファミリーへと成長した。
photo：Instagram（david beckham）
20年以上の結婚生活の間には、ハッピーな出来事もあれば、危機的な事態に直面したこともあるベッカム夫妻。紆余曲折ある交際・結婚生活を通じて、デヴィッドがヴィクトリアに贈ったエンゲージメントリングの数は、なんと15個！
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そんなエンゲージメントリングは、人気アイドルから、サッカー界のスーパースターのセレブ妻、そしてファッションデザイナーへと進化を遂げたヴィクトリアの人生に合わせ、ダイヤモンドをはじめとする宝石の種類や大きさ、カラー、デザインも変化。なかでもサッカー選手のセレブ妻時代にしばしば身につけていた17カラットのダイヤモンドリングは、推定金額200万ポンド（約２億2,870万円）といわれ、周囲を圧倒する大迫力！
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いくつかのリングは、結婚生活における良くも悪くも重要な局面で、お祝いや記念日、そしてお詫びの意味を込めてプレゼントされたものだと推測されている。そのひとつは2004年にデヴィッドと元アシスタントの女性との浮気疑惑が報じられた時で、その騒動の後、ヴィクトリアが88万ポンド（約１億2,100万円）と言われるピンクダイヤモンドのリングをはめているのがキャッチされた。
さすがトップセレブ！な豪華エンゲージメントコレクションは、眺めているだけでため息が出てしまうこと請け合い。ヴィクトリアのファッション＆髪型の移り変わりとあわせて、一挙にご紹介！
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1998年１月に交際約１年で婚約を発表した、今とはやや別人感すら漂うデヴィッドとヴィクトリア。当時、22歳のデヴィッドがヴィクトリアに贈った婚約指輪は、３カラットのマーキス・カットのイエローダイヤモンドで、クラシックな一粒石のソリティアスタイル。
推定価格６万5,000ドル（約900万円）と言われるリングは、今見ると、セレブの婚約指輪にしてはやや小さめ!? しかしながら、普段はポーカーフェイスなヴィクトリアのうれしそうな笑顔が印象的！
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1999年３月に長男ブルックリン（21）が誕生し、同年７月にアイルランドの古城で豪華結婚式を挙げたベッカム夫妻。
結婚式後、ヴィクトリアは婚約指輪の代わりに、小さいサイズのダイヤモンドがリング全体に埋め込まれた、推定価格２万ポンド（約277万円）のエタニティリングを身につけるように。大胆にイメージチェンジを果たしたショートカットがキュート。
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2002年９月に次男ロメオ君（18）が誕生し、幸せいっぱいのベッカム夫妻は、2003年５月、MTVムービー・アワードにドルチェ＆ガッバーナのスーツとビスチェドレスで登場し、レッドカーペットで存在感を放った。そのカップルコーデと共に、ヴィクトリアの指に巨大なダイヤモンドリングがはめられていることにも大注目が！
エメラルドカットのダイヤモンドは、ヴィクトリアのコレクションのなかでも上位の大きさを誇るもので、推定価格は120万ポンド（約１億6,600万円）！ 翌６月、デヴィッドは当時、銀河系軍団とも言われたスター選手揃いのレアル・マドリードへの移籍を発表し、一家はスペインへお引っ越し。2003年11月にデヴィッドはエリザベス女王（94）から大英帝国勲章（OBE）を受勲するなど、世界的なセレブカップルとしての地位を確立した象徴と言えるのかも？
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2004年４月、デヴィッドがヴィクトリアの30歳の誕生日に贈ったと言われているのが、オーバルカットのピンクダイヤモンドの周囲を小さなダイヤモンドが囲んだハローセッティングのゴージャスなリング。推定価格は、誕生日プレゼントの規模とは思えぬ88万ポンド（約１億2,100万円）！
実はこの頃、夫妻の間には大きな危機が……。４月初め、デヴィッドと元アシスタントの女性との浮気疑惑が持ち上がり、しかも相手側が不倫を認めたため大スキャンダルに発展！ このリングにはお詫びの意味も込められていたのでは？と勘ぐる声も多数。
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浮気スキャンダルを乗り越えたベッカム夫妻に、2005年２月、三男のクルス（15）が誕生！ レアル・マドリードのスター選手として大活躍していたデヴィッドはこの頃、サッカー選手としてもピークを迎えていたと言われる。となると、ヴィクトリアのリングコレクションが増えるのは当然のこと!?
このペアカットのダイヤモンドはなんと17カラットで、当時のヴィクトリアのコレクションのなかでも最大サイズ、推定価格も200万ポンド（約２億7,700万円）と最高値を記録。この巨大ダイヤモンドは長らくヴィクトリアのお気に入りとして、この後も数多くのイベントで身につけているところがキャッチされている。一家でアメリカに進出した時は、ブロンドボブのヘアと共に、セレブマダムオーラをまとうのに一役買った。
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2006年は、デヴィッドがイングランド代表キャプテンとして臨んだ最後のワールドカップが行われた年。試合会場に応援に駆けつけたイングランド代表選手の妻や恋人たちはWAGs（Wives and Girlfriends）とよばれ、華やかな出で立ちが注目の的に！ その代表格が、西海岸風カジュアルに身を固めたヴィクトリアだった。
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その頃、ヴィクトリアの左手の薬指に輝いていたエメラルドカットのイエローダイヤモンドは推定価格70万ポンド（約9,700万円）。上下に２本のエタニティリングを組み合わせて身につけるのが、ヴィクトリアの定番。
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2007年、デヴィッドのロサンゼルス・ギャラクシー移籍に伴い、ベッカム家もアメリカに進出！ その引っ越しのもようは『Victoria Beckham：Coming to America（原題）』というテレビ番組になり、ヴィクトリアはリアリティ番組デビューを飾った。
この頃から、ヴィクトリアのコレクションにダイヤモンド以外の宝石が加わるように。デヴィッドの肩でひときわ大きな存在感を放つエメラルドリングは、推定価格70万ポンド（約9,700万円）！
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2003年にすでに十分大きなエメラルドカットのダイヤモンドリングを手に入れていたヴィクトリア。だが2008年、さらに大きい、推定価格165万ポンド（約２億2,870万円）と言われるエメラルドカットのダイヤモンドがコレクション入り。
この年９月にヴィクトリアはニューヨークファッションウィークで念願のデザイナーデビュー。髪もベリーショートにし、心機一転！ そんな人生の大イベントにふさわしい、スペシャルなリングをゲットしたと言えそう。
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破局危機もありながら、結婚10周年を迎えた2009年。ヴィクトリアはエメラルドに続き、巨大なルビーのリングをゲット！ このリングはルビーの周囲をダイヤモンドが囲むゴージャスなデザインで、推定価格は80万ポンド（約１億1,000万円）！ このリングを自慢げに身につけポーズをとる写真は、同年のメット・ガラにて。
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エメラルド、ルビーに次いで、2010年にデヴィッドが贈ったカラーストーンがサファイア。このオーバルカットのサファイアのリングは推定価格45万ポンド（約6,200万円）。この年、ヴィクトリアは第四子妊娠を発表！ 幸せオーラ満点のセレブファミリーとして、人気も注目度もますますうなぎ上り。
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そんなハッピーファミリーのイメージから一変、なんと同年、デヴィッドが2007年にコールガールのイルマ・ニッチという女性とロンドンのホテルで５回も密会し、関係を持っていたという浮気疑惑が浮上。またも世間は大騒ぎに！
断固否定し、法的手段も辞さない構えを見せたデヴィッド。無事に騒動は収まったが、直後にデヴィッドは５カラットのピンクダイヤモンドのリング、推定価格50万ポンド（約6,900万円）をプレゼント。１年に２つもリングを贈るなんて、これはヴィクトリアへの謝罪としか思えない!?
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2011年には初めての女の子ハーパー（９）が誕生し、2013年にデヴィッドが現役選手を引退、そして2014年にイギリスへ再び引っ越すなど、大きな転機が続いたベッカム家。
デザイナーとしてもめきめきと成長していったヴィクトリアは、2014年12月、ブリティッシュ・ファッション・アワードで最優秀ブランド賞を受賞する快挙を達成した。すると翌2015年３月、amfARガラパーティで大きなラウンドカットのダイヤモンドの横に２つのダイヤモンドがついたリングをお披露目。デヴィッドからのお祝いプレゼントだった？
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2015年、ファッション界のオスカーとも言われるCFDAファッションアワードに登場したヴィクトリア。これまでのキラキラゴージャス路線とは異なり、ヘアスタイルはぐっとシンプルに、服もオールブラックで、シックな雰囲気にチェンジ。
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そんなテイストの変化に合わせて、リングも新調するのがヴィクトリリア流。神秘的な輝きを放つムーンストーンを囲むようにダイヤモンドがあしらわれたリングは、推定価格１万ポンド（約140万円）。
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2017年４月、デヴィッドに次ぎ、ヴィクトリアも大英帝国勲章（OBE）を受勲。そのお祝いにデヴィッドが贈ったと言われているのがスクエアカットのダイヤモンドリングで、推定価格は11万ポンド（約1,500万円）。このリングを身につけ、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットに姿を見せた。
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紆余曲折を経て、無事、結婚18周年を迎えたベッカム夫妻。2017年には変わらぬ愛情を誓い直す「バウ・リニューアル」を自宅で行ったことを、デヴィッドが明らかに！ その後、パリで行われたディオールのメンズウェアのショーのフロントロウにケイト・モス（46）と並んで座ったヴィクトリアの顔には穏やかな笑顔が。
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ここでお披露目したのが、デヴィッドがヴィクトリアに贈った最新のダイヤモンドリング。左手薬指で上品に輝くエメラルドカットのイエローダイヤモンドリングの推定価格は、12万ポンド（約1,670万円）！
結婚21周年を迎えた今年は、長男ブルックリンが婚約。すくすくと成長する子どもたちとのファミリーフォトのハッピーオーラはますます高まっており、一家の絆も一層パワーアップしているよう。今後も増え続けるであろう、ヴィクトリアのリングコレクションが楽しみ！
text : Makiko Ota
