良質なケミストリーなしに大ヒット韓ドラは生まれない! 2024年上半期で特に注目を浴びた『涙の女王』のキム・スヒョン(36)とキム・ジウォン(31)、『ソンジェ背負って走れ』のキム・ヘユン(27)とピョン・ウソク(32)をはじめ、「リア恋!?」と錯覚してしまうくらいのめり込む、話題作のお似合いカップル10組をご紹介。未視聴の人はぜひ作品とともにチェックを!
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『涙の女王』/キム・スヒョン×キム・ジウォン
『愛の不時着』超えの視聴率を達成した2024年の大ヒット韓ドラ『涙の女王』。キム・スヒョン(36)約3年ぶりのドラマ復帰とあって、首を長くして待っていたファンも多いはず。その期待に応えるかのように、大いに泣くスヒョン、酔っ払って可愛いスヒョン、アクションシーンを披露する逞しいスヒョンと、作中で「これでもか!」と彼を堪能できる脚本に。加えてキム・ジウォン(31)との最高なケミストリーで見事ドラマを大ヒットに導いた。ロマンス作品ながら作中でのキスシーンが少なく、視聴者に若干の物足りなさを感じさせていたところに、ドラマ配信終了後にメイキングでキスシーンを連発させると、制作陣の粋な計らいにも脱帽! またひとつ不朽の名作がここに誕生。
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『ソンジェ背負って走れ』/ピョン・ウソク×キム・へユン
2024年を代表する韓ドラ候補のひとつとなっているのが『ソンジェ背負って走れ』。本作でピョン・ウソク(32)自身が困惑するほどの大ブレイクを遂げ、リアルイベントのチケットは数秒で完売と、ドラマ効果は計り知れない! とはいえ演技力に定評があるキム・へユン(27)との良質なケミストリーなしには、ここまでの大ヒットには至らなかったはず。タイムスリップというファンタジー要素と、王道の変わらぬ愛を追求したロマンス要素が絶妙に表現されたことはもちろん、なによりへユン×ウソクが醸し出すリアリティによって、沼落ちする人が続出。観れば、へユン演じるソルが、ウソク演じるソンジェを呼ぶ際のイントネーション「ソンジェヤ〜」が頭から離れなくなるはず。
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『ヒーローではないけれど』/チャン・ギヨン×チョン・ウヒ
先日最終話が配信されたばかりの『ヒーローではないけれど』。最後の最後まで伏線の張り巡らせ方と回収方法が素晴らしく、大人がハマれるファンタジーロマンス作品となっている。除隊後復帰作となったチャン・ギヨン(31)に魅了される構成になっており、前半の気怠い色気と、後半の一途な言動。そのどちらにもグッとくる。『メロが体質(原題)』の演技派チョン・ウヒ(37)が相手役とあって、やりすぎ感が一切ないナチュラルなカップル感に心ときめくこと間違いなし。全12話とコンパクトながら、社会問題と超能力をうまく掛け合わせた名作とあり、回を重ねるごとに沼落ち必至。
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『キング・ザ・ランド』/2PM イ・ジュノ×少女時代 ユナ
2PM イ・ジュノ(34)と少女時代 ユナ(34)のアイドル共演が話題となった『キング・ザ・ランド』。ビジュアルの強さはもちろん、『赤い袖先』で実力派俳優に躍り出たジュノと、『ラブレイン』『王は愛する』『ビッグマウス』などのドラマ出演で着実にキャリアを積み上げているユナの王道ラブコメとあって、韓ドラフリークの間では今か今かと配信を待ちわびたことも記憶に新しい。期待を裏切らない熱量たっぷりのカップル演技で、視聴者をときめかせてくれた。最高級ホテル「キングホテル」で巻き起こる財閥×一般人の恋模様。観ているこちらが思わず赤面するような甘々シーンの連発で、エナジーチャージに一役買う!
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『サムダルリへようこそ』/チ・チャンウク×シン・ヘソン
“キス職人”の異名を持つゆえに、これまでも良質なケミストリーで数々のヒット作を生み出してきたチ・チャンウク(36)。今年配信のドラマ『サムダルリへようこそ』では実力派と名高いシン・ヘソン(34)と共演し、これまた「リアルラブ」さながらの演技を見せつけ、視聴者をときめきの渦に巻き込んだ! 作品自体はチェジュ島・サムダルリで生きる人々を映し出しているためにヒューマン要素も強く、ロマンス×ヒューマンの両軸で楽しめるストーリーに。だからこそ泣いて、笑って、ときめく、そんな大人が求めるドラマに仕上がっている。『あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜』ほどではないにしろ、チャンウクの“キス職人”っぷりは本作でもしっかり堪能できるため、ぜひ視聴を。
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『力の強い女 ト・ボンスン』/パク・ヒョンシク×パク・ボヨン
元祖カップル枠!ではあるものの、イ・ユミ(29)主演の2023年配信ドラマ『力の強い女 カン・ナムスン』の3話にカメオ出演したパク・ヒョンシク(32)とパク・ボヨン(34)。あの短いシーンで改めて「このふたりのケミは最高!」とファンを大興奮させた、揺るぎない強者カップル。『力の強い女 ト・ボンスン』で共演したふたりは、2017年放送ながら未だ根強いファンが絶えず、今なお“ミンミン・ボンボンコンビ”の愛称で愛されている。ゲーム会社のCEOを演じるヒョンシクが、可愛らしい見た目に反して悪人をバタバタ投げ倒すボヨンに翻弄させられる姿に注目を!
『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズ/アン・ヒョソプ×イ・ソンギョン
アン・ヒョソプ(29)は『社内お見合い』や『いつかの君に』、イ・ソンギョン(33)は『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ〜』や『愛だと言って』など捨て難い作品が多いけれど、なんと言ってもやはり『浪漫ドクター キム・サブ』(シリーズ2・3)は外せない! 言わずと知れた名作韓ドラで、韓ドラフリークの“インセンドラマ”としても有名。ヒョソプとソンギョンはシーズン2から出演しており、ラブラインを担う役どころとあって、最高のケミストリーで視聴者をときめかせてくれた。シーズン3ではついにウジン(ヒョソプ)がウンジェ(ソンギョン)にプロポーズする瞬間も!? 最高の脚本、キャスト、そしてメロが詰まったドラマであり、何度観ても感動できる不朽の名作。
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『この恋は不可抗力』/ロウン×チョ・ボア
ロウン(27)初のツンデレキャラを演じたことでも注目を集めていた『この恋は不可抗力』。エリート弁護士シンユを演じたロウンと、市役所の公務員ホンジョを演じたチョ・ボア(32)の何気ないやり取りにドキドキさせられる! 「先祖代々受け継がれている呪い」がフックとなったファンタジーロマンスながら、初めて見るロウンのツンデレっぷりに心奪われ、もはやストーリーどころではない!? 相手役がこれまで数々のロマコメ作品に出演してきたボアだけに、ロマコメ独特の“作法”を押さえた安定的な演技を披露。ロウン×ボアのケミストリーによって、想像以上にときめくこと請け合い。
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『砂の上にも花は咲く』/チャン・ドンユン×イ・ジュミョン
日本ではあまり話題になっていないことが惜しい。「観て損はさせない!」と強く断言できるくらい、心に響く名作ヒューマン×ロマンス『砂の上にも花は咲く』。『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』のチャン・ドンユン(31)と、『二十五、二十一』のイ・ジュミョン(30)の共演とあって、演技派のふたりだからこそ生み出される“リア恋”っぷりをぜひ本作で堪能してほしい。シルム(いわゆる韓国の相撲)の世界を舞台に、心打たれるスポーツ要素、サスペンス要素、そして幼馴染ロマンス要素をふんだんに加え、あらゆるシーンでハラハラドキドキさせられる作品に! 14キロ増量して挑んだドンユンとジュミョンの方言も可愛らしく、少女漫画のようなときめきを覚えること間違いなし。
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『ワンダフルデイズ』/ASTRO チャ・ウヌ×パク・ギュヨン
ASTRO チャ・ウヌ(27)とパク・ギュヨン(30)の“ワン(犬)”ダフルな日常を描いた王道ラブコメ。「異性とキスをすると犬になってしまう呪い」を持つギュヨン演じるヘナと、大の犬嫌いであるウヌ演じるソウォンとのロマンスと、文字面ではかなりチープに思えるけれど、想像以上のケミストリーで沼落ちする人が多発。『Sweet Home-俺と世界の絶望-』『セレブリティ』といった作品でどんなキャラクターもマルチにこなすギュヨンが相手役だけに、驚くほどナチュラルに物語にのめり込める! 疲弊した心を癒してくれるようなヒーリングパワーのある作品のため、ぜひ平日の夜のおともに。
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