[vol.29] エリザベス・ハーレイの奇跡の51歳のビキニ姿に驚く。どうしたら、あんなキープ力が身につくんだ!?

スプリングブレイクでビーチリゾートに繰り出したセレブが、水着姿を頻繁にインスタにアップする今日この頃。自分がトシをくったせいか、ぴちぴちヤングセレブよりも、熟年セレブについ目がいってしまう。50も過ぎているのに、水着がビキニだったりすると目は皿のようにチェックに走ったりして、やだね。だって、今は簡単にボディラインを修正したりできるから、油断も隙もないのだ。なんて、人の体は放っとけという意見もあるでしょうが、やっぱり見てしまうのよね。

シンディー・クロフォード(51歳)やシャロン・ストーン(59歳)のビキニ姿はさすがに常日頃から鍛えているだけあって、そのおトシにしては体型をキープしている。やっぱり腰回りやヒップラインは肉付きがよくなっているけど、私にいわせれば、お腹が出てないだけでもすごい。トシだからと、ワンピースの水着に逃げないところもリッパだ。なんて感心していたら、出ましたよ、エリザベス・ハーレイ51歳。

あんまり映画で見なくなったと思っていたら、なんと水着のデザインをしていて、それを自分で着てインスタにアップしてひとりプロモーションに励んでいたのだ。そのエリザベスの体が<奇跡の51歳>といえるほど不老で驚いた。豹柄のビキニ姿なんぞ、若いもんにはまだ負けないわよ、という気迫十分。ワンピースの水着を着れば、さらに色気は倍増。つまり、逃げのワンピースじゃないから、かえってセクシーさが強調されているのだ。

彼女のうらやましい体型を見て思ったのは、50代で若さをキープするのは神業に等しいということだ。40代だったら、ワークアウトでギリギリなんとかなる。しかし、50代ではどんなに運動しても、筋肉には筋が入り、体のアウトラインはどんよりと崩れていく。それが自然の摂理というもの。だから、エリザベス・ハーレイのような50代を見ると、すごいとしか思えないのだ。いや、ほんと、どうしたらあんなキープ力を身につけられるのか、謎だ。

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イラストレーター&エッセイスト 石川三千花

映画、ファッションを独自の視点からイラスト+エッセイで斬る!著書に『石川三千花の勝手にシネマ』、『勝手にオスカー』など。

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