「バカげてるくらいの美人」。大真面目な書評でもこう形容されるのがエミリー・ラタコウスキーだ。この春、歌手ハリー・スタイルズと渋谷でイチャつく姿を撮られて日本でも話題になったが、元々ハリーがグループアイドル時代「憧れの存在」として彼女の名前を挙げていたことからも、その地位がうかがえる。
セクシーモデルとして知られるエミリーだが、それゆえの波乱と苦難を明かしてきた思想家としても知られる。ときに「女性の敵」のようにも批判される、フェミニズムを揺るがすフェミニストなのだ。
セレブリティや音楽、映画、ドラマなど、アメリカのポップカルチャー情報をメディアに多数寄稿。著書に『アメリカン・セレブリティーズ』(スモール出版)