CULTURE&LIFESTYLE FEATURE

2020.02.06

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ノンアルコール界に新風到来。2つ以上のドリンクを掛け合わせたロンドン発の擬似カクテル(=モクテル)の登場など、飲まない日にもうれしい多様な夜の選択肢が話題だ。

モクテルの“プロ”に聞くアルコールフリーのすすめ

野村 空人さん/のむら そらん
帰国後は「フグレントウキョウ」のバーマネジャーを経て、2017年に独立。

 アート系の大学に通うために渡英。ひょんなことからバーの世界へ流れ着いた野村空人さん。以来、7年間現地で修業し、英国だけでなく世界各地のバーシーンを間近で目撃。現在はフリーバーテンダーとして、上記「フュンクライン」などでコンサルタント業務もこなす彼に、ノンアルコール界の動向を聞いた。

「ロンドンで過ごした学生時代、生活費を稼ぐためにアルバイトを探していたら、友人伝いで、とあるバーを紹介してもらいました。そこで、アートよりもハマってしまったんです。カクテルの魅力は、異なるドリンクをブレンドする配合のバランスによって、新しい味に出合えること。僕にとっては“色塗り”みたいなもので、アートなんですよ。今は世界的に見てもミレニアル世代のアルコール離れが顕著だけれど、モクテルと呼ばれる擬似カクテルもじわじわ来ていて、ノンアルコールの需要が高まっていますね」

 普段は飲めるという女性でも、生理中や、妊娠中、授乳期間のアルコールフリーは避けられない。今までどおり、お酒の場で気楽なコミュニケーションをとることができたなら。そんなときの強い味方が、モクテルだ。オーセンティックなバーのみならず、野村さんがカウンターに立つ、カジュアルなカフェバーでもメニューを増やしているそう。

「カクテルと同じくらい気合の入った飲みごたえのあるモクテルはありますよ。代々木上原の『ナンバー.』はフレーバーの種類が豊富だし、『フュンクライン』や渋谷の『エスジークラブ』にも。今後、ノンアルコールのバランスは、3分の2くらいまで増えると思う。海外では、よりよいものを選びたい人たちが、続々とアルコールを手放していますね」

SOURCE:SPUR 2020年3月号「飲まない日の、東京夜ガイド」
photography : Celine O’Connor, Nahoko Morimoto(p.1 portrait, No., The SG Club, RK) illustration : DenQ edit : Ayana Takeuchi

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