2016.04.27

気楽に渡す〝小みやげ〟は、習慣にすると楽しいことがたくさん!

世は、手みやげブーム。そんななか、おみやげや手みやげならぬ、〝小みやげ〟を日頃から楽しんでいるという長尾さん。
ところで、小みやげって?
「改まったおみやげやプレゼントと違って、もっと気楽に渡せるもの。特に贈る理由がなくても、これはおいしい!とか可愛い!と思ったら、物の大小など構わずに、ささやかなプレゼントにしてしまう。それを勝手に、〝小みやげ〟と名付けて、日々楽しんでいます」

あくまで小みやげなので、無理ややりすぎは禁物。何かのついでくらいがちょうどいいそう。
「たまたま通りかかったから買ったとか、少し多めに作ったとか、そんな気軽な感じがいいと思います。ほんの少しでも構わないし、凝ったラッピングなどなくても大丈夫。渡すほうももらうほうも、荷が重くないのが、日常の小みやげのいいところだから」

確かに、いざおみやげや贈り物を選ぶとなると、相手のことなどあれこれ考えすぎて悩んでしまうもの。お返しもまたしかり。その点、ちょっとした小みやげなら、気構えずに楽な気持ちで渡せそう。
「なんでもないときにもらう、ちょっとしたプレゼントってすごくうれしいですよね。手作りしたもののおすそ分けなら、さらに喜ばれるはず。ピクルスやジャム、フルーツのシロップ漬けなどは、少々多めに作っても手間は一緒だから、小分けにして渡す習慣をつけると自分自身の楽しみにもなります」

小みやげのよさは、あげたりもらったり、そのたびに日常のささやかな楽しみが増えること。
「そのうち小みやげの輪が広がって、友人同士で小みやげ合戦が繰り広げられても楽しいかも。もちろん、やりすぎない程度にね。気の利いた、ちょっとうれしい贈り物、それが小みやげ。習慣にすると、いいことがたくさんありますよ」

しょうがのハニーシロップ
「誰でも失敗なしで作れて、いろいろ楽しめるから、ぜひ多めに作っておすそ分けを。紅茶やヨーグルト、アイスクリームにかけてもおいしい。お湯で割れば、しょうが湯にも。クローブはお好みで、入れなくてもOK」

□Recipe
材料(約300㎖分)/しょうがのすりおろし50g はちみつ300g クローブ(好みで)2〜3粒

しょうがは皮をむき、おろし金ですりおろして、煮沸消毒した瓶に入れる。好みでクローブも加え、はちみつを注ぎ入れる。きっちりふたをし、冷蔵庫で保存。すぐ使えるが、ひと晩置くと味がなじむ。3週間を目安に使いきる。〈瓶の煮沸消毒〉鍋に水を入れて瓶を沈め、沸騰してから10分煮る。気をつけて取り出し、逆さにして乾かす。

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