虫かごを愛でる

おばあちゃんの家の裏山で昆虫採集をしたおてんば娘たちが、素敵な夏休みの記憶を呼び起こすのにうってつけなのが、江戸時代から続く駿河竹千筋細工の虫かご。伝統的な技法で職人が一つひとつ丁寧に仕上げたなめらかでしなやかな曲線の虫かごは、そのまま飾るのはもちろん、竹細工の鈴虫を入れたり、匂い袋を入れたりと、それぞれの日常生活に寄り添うようにアレンジを楽しんでみて。

虫かご〈H23×W20×D15.5〉¥74,600・鈴虫オス(上)・メス(下)各¥2,400/静岡竹工芸協同組合

江戸時代、お殿様や豪商しか持てなかった大和型の虫かご。猫足の台座も優美な雰囲気を演出。
虫かご〈H23×W20×D15.5〉¥74,600・鈴虫オス(上)・メス(下)各¥2,400/静岡竹工芸協同組合

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SOURCE:SPUR 2017年9月号「夏にしたいこと、ぜんぶ!」
edit:Misato Kikuchi

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着たい服はどこにある?
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