【みずみずしいあんこ】涼やかな甘さに心がキュンと跳ねる

上菓子 岬屋の水羊羹

みずみずしい食感から余韻まで、何もかも完璧

富ヶ谷にある京風茶席菓子の店。夏の間だけお目見えする「水羊羹」は江戸時代から受け継いだ製法で、手間ひまかけて作る逸品。「小豆」(1竿¥2,600)のほか、生産量が少なく、淡白さも魅力の"白いダイヤ"こと「白小豆」(1竿¥3,400)も。糸寒天で固めるゆえ適度な弾力がありながら、口に入れるとすっとはかなくとろける魅惑の味。ともにこし餡、粒餡あり。

Shop Data

東京都渋谷区富ヶ谷2の17の7
03-3467-8468
営業時間:9時〜19時
定休日:日・月曜・祝日
※5月中旬〜9月中旬の季節限定品

御菓子所 ちもとの竹露

青竹の香りとのペアリングにもときめく

カシューナッツ入りの黒砂糖求肥「八雲もち」でおなじみの老舗発。夏限定のこちらは、直径3㎝ほどの本物の青竹の中に、シルキーでふくよかな味わいの水羊羹が。竹からつるりと押し出す振る舞いや、青竹のすがすがしいアロマ、つるっとしたのどごしのよさに夏の涼を感じて。1本¥280

Shop Data

東京都目黒区八雲1の4の6
03-3718-4643
営業時間:10時〜18時
定休日:木曜
※税込み、販売は5月上旬〜9月中旬の季節限定品

山田屋まんじゅうの名水しるこ「きら」

清流のような、きれいな飲み心地

生まれは風光明媚な愛媛県伊予。約150年もの間、まんじゅうひと筋という骨太なスピリットを貫く老舗。飲みきりサイズの「きら」は、十勝産の極上小豆と砂糖を何度も漉して練り上げた高貴なあんこと四国カルストの水で仕上げたおしるこの極み。よどみない、遥かなおいしさが体にしみわたる。1袋(150g)¥388

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「元 恵比寿店」 東京都渋谷区恵比寿西2の2の6 1F
03-6452-5780
営業時間:10時30分〜19時
定休日:日曜
※税込み

和のかし 巡の葛プリン

ごまとあんこの魅力が生きるデザート

できる限り有機栽培や自然栽培による素材や、血糖値を上げにくいアガベシロップを使用。有機豆乳に溶いたごまの風味がとめどなくあふれながら、甘さはほんのり。本葛と寒天を合わせたねっとりとした餡と溶け合う。(右)白餡のソースの「黒ごま葛プリン」・(左)抹茶餡のソースの「白ごま葛プリン」各¥450

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東京都渋谷区上原3の2の1
03-5738-8050
営業時間:10時30分〜18時
定休日:月曜