今も色濃く残るプラナカンの文化から、リノベーション系の人気スポットまでペナンの可愛いアドレスをご紹介!
Pinang Peranakan Mansion
ペナン・プラナカン・マンション
中華系をはじめとした移民とマレーの融合で生まれたプラナカンの文化。ババ(男性)・ニョニャ(女性)とも呼ばれる、彼らの華やかな生活を今に伝えるのがここ。19世紀のペナンで最も力のあった実業家チェン・ケン・キー(Chung Keng Kwee)の邸宅を修復し、螺鈿細工の家具などきらびやかな調度品を展示、当時の優美な文化を体験できる。
1 プラナカン文化の象徴といえるタイル。プリントのものだけでなく、小さなピースを組み合わせて作った幾何学模様も
2 女子なら一度は憧れる絵に描いたような“お嬢さま”ベッドルーム。鏡台の上には昔のコスメが並ぶ
3 エントランスの鉄製のバルコニーは、当時の主の財力を物語っているよう
4 フローラルの刺しゅうが美しい、ニョニャの伝統衣装をまとった女性
5 併設のミュージアムでは、当時の装束やテキスタイルなどなど、ニョニャのファッションを紹介
6 館のセンターピースとも言える豪華絢爛なダイニング。家具や食器の細部にまで注目
DATA
29 Lebuh Church, 10200 George Town, Penang
電話:42642929
営業時間:9時30分〜17時 無休
http://www.pinangperanakanmansion.com.my
Lee Jetty
リー・ジェッティ
“ジェッティ”と呼ばれる桟橋には、水上で暮らす人たちの高床式の住居が並ぶ。周氏や陳氏など、同族ごとに分かれた居住区がウェルド・キー沿いの海岸線に連なる。日中は生活感があふれているが、李さんのジェッティは夜の帳が下りると、ルミナリエのような可愛い電飾スポットに大変身! 住居に使われている鉄の格子も、レトロ調で可愛いので注目。
7 住居群を抜けた桟橋は手すりがないので要注意! 住んでいる方がいるので配慮もお忘れなく
8 新しめの廟である玄母殿もインスタ指数高し、訪れてみるのもいい
DATA
57-58 Pengkalan Weld, 10300 George Town, Penang
営業時間:24時間(ライトアップは18時くらいから)無休
Yap Kongsi Temple
ヤップ・コンシー・テンプル
ペナンには廟が無数に存在する。その多くが同じ名字でサポートし合う、同姓会である“公司”の拠点として建てられ、先祖を祀る霊廟としての役割も果たす。ジョージタウンの中心であるアルメニアン通りに位置する、ヤップ・コンシーは1924年に建立された葉氏の廟。中洋折衷の建物は中でつながっていて、洋館にはグラフィカルなタイルフロアが広がる。
時が止まったような空間が広がる。お茶を飲みながら話に花を咲かせる管理人の姿も
DATA
71 Lebuh Armenian, 10200 George Town, Penang
電話:42610679
営業時間:9時〜17時 無休