「ペナンってどんなとこ?」に達人が答えます Part.2

今まで「アジアのリゾート」というイメージも強かったペナン島。それだけではない楽しみを解説!

リピーター・マスイユウの

ペナン小ネタ パラダイス!!

世界中を飛び回る彼が惚れ込んだペナンの「使える小ネタ」と可愛い投稿作りのワザを伝授

マスイユウ
取材のため、世界を駆け巡るファッションライター。自称・浜松餃子親善大使。SPUR.JPでの連載「Yuは何しにこの国へ?」も好評。ペナンを愛するあまり、本特集の執筆も担当した。

おすすめグルメスポット

毎回絶対に行くのがチャーシューの名店「Wai Kee」(写真中・●348 Lebuh Chulia, George Town)。外はカリカリ、中はジューシーに焼き上げた脂ののったお肉、たまりません。夜は屋台街を散策。ジョージタウン中心部から車で15分、ガーニー・ドライブには最大のホーカー(写真左)が。さまざまな料理が食べられるがラクサを食べるなら、一番奥のハラル食が集まるエリアの女性が営む店が好み。フード系お土産探しはChowrasta Market界隈がいい。今回おすすめを紹介してくれた「セルフポートレート」のハンのご両親は激ウマ干し肉店「Tuck Kee」(写真右・●39 Jalan Kuala Kangsar, George Town)を営む。肉類は日本持ち込み禁止だが、ツバメの巣やペナン産のはちみつはお持ち帰り可能。

お土産におすすめ 激ウマスナック

コンビニで見かけたぶちゃかわいい赤ちゃんパッケージのスナック菓子。豆を使っていてグルテンフリー。さらに魚介風味で後を引く。バラマキにぴったりの小袋やミックスパックもあり。土産店ではなぜか懐かしの「Mr. Bean」のテディが大量に売られているので注目あれ。

旅の必須アイテムは「傘」

年間を通して鬼のように日差しが強いのでUV対策はマスト! こまめに日焼けどめをつけるだけでなく日傘のご用意を。折りたたみ傘があってもいいかも。今回取材した11月半ばは夕方からスコールの洗礼。日差しを避けたい移動はライドシェアアプリ「Grab」がおすすめ。

街歩きがとにかく楽しい!

ひととおり観光名所を回ったら、適当にブラつこう。常に新しい発見がある。色とりどりのタイルや幾何学柄の鉄格子、そしてレトロなショップサインが美しい。見上げると、こぢんまりとした可愛らしいアールデコ調の建築物(写真はLebuh Campbell)が目に入ってくる。また長い間手つかずの物件も多く廃屋好き(もはや「タモリ倶楽部」)の心をくすぐる。

お盆の時期はチェック!

多民族多文化なので年間を通していくつものお祭りが催されている。8月中旬に訪れると、中国暦のお盆である中元節の祝いまっただ中。廟の前には華やかに装飾された巨大なお香が並び、特設ステージでは子どもたちによる京劇の公演が行われる。夕方になると至るところで爆竹の音が。

マスイユウの写真指南!

ティッシュ類はマスト(限定デザインをセブン-イレブンで現地調達)! ペナンの麺はスープを何度も注いで器を温めることが多いので、ワイルド感あふれる見た目。軽く盛りつけ直し器の縁を拭くことで、写真はワンランクアップの仕上がりに。街ブラ中に注目すべきは可愛いタイル。Stewart Laneにお気に入り物件がいくつかあり。可愛いフロア=シューズセルフィー、ということで、お気に入りの靴を持っていくことをおすすめ。フォトジェニックなスポットはいくつかあるのだが、「Rabbit × Hold up」(●73 Jalan Kuala Kangsar, George Town)はいつ投稿しても人気。小さなコーヒーショップかと思いきや、実は冷蔵庫を模した扉の奥にカフェエリアが。

ドリアンパラダイス、ペナン

ドリアン王国でもあるペナン。シーズンになるとアジア中から人々が集まる。品質の高さだけでなく、高級品種の猫山王をはじめ黒刺のようなペナンゆかりの品種も。Jalan Macalisterには専門店が連なる。Lebuh KimberleyのShun Li Fruit House(●64-G Lebuh Kimberley, George Town)は、ドリアン畑にいるかのよう!

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