今も色濃く残るプラナカンの文化から、リノベーション系の人気スポットまでペナンの可愛いアドレスをご紹介!
Moh Teng Pheow Nyonya Koay
モー・テン・フェオ・ニョニャ・クエ
ピンク、オレンジ、緑、色鮮やかなスイーツに思わずスマホのカメラを向けてしまう。「ニョニャ・クエ」はもち米を使ったプラナカンの伝統的なお菓子。人気店モー・テン・フェオに一歩足を踏み入れると、そこにはココナッツやパンダンの甘い香りが広がる。エントランスとカフェの間がキッチンになっているので、作業工程を見ることができるのもうれしい。ラクサやナシレマのような料理も食べることができる。
1 キッチンを抜けると自然光の差し込む開放的な空間が
2 店はChulia通りを入ったところにある。曲がる目印は槐記茶室(Wai Kee)
3 甲羅のようなAng Koo(RM1.5)の中は緑豆餡。もち米とパームシュガー風味のココをバナナの葉に入れて蒸したPulut Inti(RM1.5)。カラフルなKuihは1つRM0.6
DATA
Jalan Masjid, 10200 George Town, Penang(off Lebuh Chulia)
営業時間:10時30分〜17時
定休日:月曜
Hin Bus Depot
ヒン・バス・デポ
かつてバス会社のデポ(車庫)だったアールデコスタイルの建物。1999年にその役目を終え、2014年に催されたErnest Zacharevicの“Art is Rubbish is Art”展をきっかけに、アートとカルチャーの発信基地として生まれ変わることに。広い敷地内には、ギャラリースペースやアーティストスタジオだけでなく、雑貨屋やコーヒーショップも。日曜日にはマーケットが開かれている。
4 日曜日のマーケットにはローカルのクラフトだけでなく、フードの屋台も出る
5 子連れでも気兼ねなく楽しめる
6 年に2回開催している「クリエイティブマーケット」では、ペナンを中心としたマレーシアデザインが並ぶ
DATA
31a Jalan Gurdwara, 10300 George Town, Penang
営業時間:12時〜20時(月~金)、11時〜20時(土・日) 無休
https://hinbusdepot.com/index.html
China House
チャイナ・ハウス
うなぎの寝床のように細長い“ショップハウス”と呼ばれる、伝統的な中華系長屋を使った複合スペース。ペナン旅行のマストになっている、リノベ系カフェのパイオニア的存在。隣にレストランやバーを併設、さらに奥へ進むと開放的な中庭へ。2階にはギャラリーやセンスのいいお土産物が揃う「Bon Ton The Shop」の部屋もあり、買い物やカルチャー体験も楽しめる。
7 ギャラリーではペナンの新進アーティストの作品にも出合うことができる
8 ケーキは常時30種類以上
9 パンダンとカシューナッツのケーキのようなアジアフレーバーも。「Rainbow Juice」(RM14.8)や「Pineapple Mint Tea」(RM12.2)のようなカラフルドリンクと一緒に
DATA
153-155 Lebuh Beach, 10300 George Town, Penang
電話:42637299
営業時間:9時〜翌1時 無休
https://www.chinahouse.com.my
Awesome Canteen
オーサム・キャンティーン
古びた打ちっ放しの壁と天窓から注ぐ光に照らされたグリーンのコントラスト、その様子は廃屋に造った秘密基地のよう。カフェメニューに定評があるが、最近月1回地元の素材を使ったシェフの“omakase”をスタート。実は奥のメゾネットが客室になっていて、マレーシア各地でリノベ系デザインホテルを展開する、「Sekeping」のペナンにあるホテルのひとつでもある。
10 コーヒーは週替わりで産地が変わる。バタフライピーの花を使ったチーズケーキなど日替わりメニューも
11 実はクアラルンプールで噂のおしゃれ通りタマン・パラマウントにある人気カフェの2号店
12 ゆったりとした贅沢なスペース使い。地元の若者も多く集まる
DATA
164a-b Lebuh Victoria, 10300 George Town, Penang
営業時間:11時〜22時
定休日:火曜