2020.09.11

一生お道具物語〜Kitchen編〜

丁寧に暮らす時間が増えると、愛着のある道具を使い、くつろぐことが毎日を豊かにしてくれることに気づくはず。ライフスタイルの目利きたちが人生を通して寄り添い続けたい名品、新たに出合った珠玉のアイテムをリコメンド。

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Le Parfaitのテリーヌジャー / 木村舞子さん(スタイリスト)

フランスの家庭の定番、ル・パルフェのガラス製密封ビン。「キッチンは極力プラスチックフリーにしたいと思い、最近使い始めました。広口デザインで液体を入れやすく、ベジブロスなどの保存にも活用します」。
テリーヌジャー(左から)〈750㏄〉¥1,400・〈200㏄〉¥1,000/デニオ総合研究所

Peter Ivyのパスタジャー / 芹澤雅子さん(エディター)

富山県にアトリエを構える、アメリカ人ガラス作家ピーター・アイビーのパスタジャー。少しグレーがかった趣のある佇まい。「手吹きの、厚みのあるガラスに入った細かな気泡が美しい。生活に溶け込んでくれる工芸品」。
パスタジャー〈φ9×H28.5〉¥28,000/流動研究所

Jochen Holzのピッチャー / 横溝桃子さん(ライター)

ロンドンで活躍するドイツ人デザイナー、ヨッヘン・ホルツの手吹きガラスのピッチャー。淡い色使いと独特のフォルムが魅力。「透明感のある色づけに惚れぼれ。水を入れても花を生けても、その場がパッと華やぎます」。
ジャグ〈約φ8×H20〉¥35,000/プレイマウンテン

Microplaneのチーズグレーター / 吉田佳世さん(スタイリスト)

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プレミアムシリーズ・ゼスター・イエロー¥3,000/池商

チーズはもちろん、野菜も刃の上で軽く滑らせるだけで簡単におろせる。スリムなデザインは収納スペースも取らない。「これでおろすとチーズがふわふわになって感動的。フルーツや生姜などいろんな食材に使っています」。

conteのボウル&バット / 山中 彩さん(スタイリスト)

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まかないボウル180〈φ18.3×H10.3〉¥2,400・丸バット180〈φ18.8〉¥1,500/一菱金属

ステンレス製品の産地、新潟県燕市のブランドから。「スタイリッシュな見た目なので、調理したあとそのまま食卓に出せる。バットはボウルの蓋としても利用でき、ラップが必要ないのもいい」。

ののじの千切りおろし器 / 野村奈央さん(スタイリスト)

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サラダおろし¥1,600/ののじ

裏表で異なる両面ブレードを採用。料理に合わせて、粗めと細かめで仕上がりの使い分けができる。「専用トレイがつき、場所を選ばずまな板いらずで、とても便利です。あまりにも簡単なので、人参や大根などなんでもスライスしたくなります」。

アイリスオーヤマのヨーグルトメーカー / 上澤友香さん(フォトグラファー)

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ヨーグルトメーカー〈φ15.6×H27.4〉¥5,980/電気製品専用アイリスコール

市販のヨーグルトを少しだけタネとして入れた1リットルの牛乳パックを機械にセットすれば、簡単にプレーンヨーグルトが完成。「毎朝食べているので、作ったほうがコスパ的によいかと思い取り入れました。何よりも手軽でおいしい!」。

turkの鉄フライパン / 古田千晶さん(スタイリスト)

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クラシックフライパン6号〈φ28〉¥26,000/ザッカワークス

“100年使えるフライパン”と言われるほど丈夫な作りが自慢。クラシックシリーズは職人が鍛造で仕上げている。「熱まわりがよく、野菜も肉もおいしく調理できる。持ち手まで鉄製なので、木製のグリップをつけて使っています」。

Jonasのホイッパー / 須貝朗子さん(スタイリスト)

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ホイッパー¥450/サンク

スウェーデン生まれのステンレス製ホイッパー。スプリングヘッドは泡立ちやすく、きゃしゃな見た目以上の実力派。「洗練されたデザインで、リーズナブル。もともとは業務用品を手がけていたブランドなので機能的。卵を混ぜるときやドレッシングを作るときに」。

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庖丁工房タダフサの三徳包丁 / 高橋昌子さん(イラストレーター)

切れ刃に鋼を使った鋭い切れ味の万能包丁。柄は燻製した栗材を使用。「切れ味のよさはもちろん、持ちやすさと使いやすさが今まで使ってきたものと比べて断トツにいい。シンプルなデザインも気に入っています」。
万能170㎜三徳¥9,000/タダフサ

照宝のまな板 / 上澤友香さん(フォトグラファー)

横浜中華街にある、調理道具の名店のオリジナルまな板。中華料理では一般的な円形が特徴。「刃当たりがとても心地よい。直径24㎝は小さく見えますが、抜群に使いやすいサイズ感。サブのつもりで購入しましたが、毎日メインで使用中」。
丸まな板〈φ24×H1.8〉¥1,400/照宝

御箸司 市原平兵衞商店のもりつけ箸 / 前田潤子さん(お弁当uzura)

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京風もりつけ箸〈33㎝〉¥1,900・〈28㎝〉¥1,300・〈23㎝〉¥1,200/市原平兵衞商店

江戸時代の末頃、京都では料理長のみ使用が許されたと伝えられる、盛りつけ用のお箸がベースの菜箸。「細かい作業がとてもしやすく、手にしっくりなじむ。小さいサイズは食事用としても使えます」。

London Borough of Jamのオーブンミトン / 横溝桃子さん(ライター)

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オーブンミトン¥2,100/ティー・アンド・トリーツ

イーストロンドン発のジャムブランド、ロンドン・ボロー・オブ・ジャムの別注。手のひらサイズで、さっとはめやすい。「キッチンクロスで代用していましたが、ケトルや熱い皿を持つとき格段に便利。ちょこんとした見た目も可愛い」。

PRINCESSのホットプレート/ 広沢幸乃さん(ライター)

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テーブル グリルピュア〈H7×W61.4×D25.5〉¥20,000/CORED

オランダの家電メーカーから、スタイリッシュな大皿のようなデザインのホットプレート。遠赤外線で熱を通すセラミック加工のプレートを採用。「中央の穴にお肉の油が落ちていき、ヘルシーに調理できます」。

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