KAORUのニューノーマル・レシピ 03 / BLTASサンドイッチ

[材料](1人分)

[作り方]

❶ アボカドは0.5㎜くらいの薄切りにして塩(分量外)をしてすだち汁をふっておく。
❷ トマトは種を取って塩(分量外)をふり、ペーパータオルで水分をぬぐう。
❸ ベーコンはフライパンでかりかりに焼きペーパータオルで油をぬぐっておく。
❹ ベーコンの油の残ったフライパンでパンを両面こんがり焼く(油が足りなさそうだったらサラダ油〈分量外〉を少し足す)。
❺ 2枚のパンそれぞれの片面にAを混ぜた白みそマヨネーズを塗り、パン、アボカド、ベーコン、レタス、トマト、しそ、パンの順に重ねて完成。

世界の個性をパンで挟む!

カードゲームが大好きだったイギリスのサンドイッチ伯爵が、片手で楽しめる食事を所望してサンドイッチが生まれた、という説話はご存じの人も多いだろう。

「ピタパンやナンのようなもので具を挟みながら食すスタイルは、古代エジプトなどでもすでに行われていたようです。ヨーロッパでは18世紀に、上品かつ洗礼された見た目の夜食として、発案者とされる伯爵など、貴族たちの間で広まったサンドイッチ。欧米では、1920年代にアメリカでパンスライサーが発明されたことで一気に大衆化します。アメリカではこの頃に移民による多種多様なサンドイッチが生まれると同時に、携帯できて腹持ちのいい食事として戦場でも重宝されました。さまざまな国の文化を2枚のパンで“挟み”ながら独自の発展を遂げてきた、時代を反映する食べ物なんですね」

サンドイッチの中でもアメリカでポピュラーなBLTを、KAORUさんはしそや白みそマヨネーズを使って日本風にアレンジ。

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