つかず離れずそれぞれ集中できる、子どもと親が共に過ごす一つの空間作り 川上さんの作業スペースであるキッチン。PC作業もここで。 no. 06川上ミホさんoccupation : 料理家life style : 3人暮らしsize : 70㎡work style : 週3日在宅 料理家・フードディレクターとして撮影のディレクションやレシピ・商品開発に携わる川上ミホさんは、軽井沢と東京の2拠点暮らしだ。東京では1LDKをリノベーションした広々とした1Rで、家族3人で暮らしている。 キッチン側から眺めた部屋の中。テラスにテーブルを出して食事をすることもあるそう。 「夫は自分の事務所に出勤しているので、4歳の娘と私が同じ場所にいながらそれぞれのことができる空間作りをテーマにしています。私の仕事場はキッチンなので、そこから目の届く範囲に子どものためのスペースを作りました。互いが視界に入るところにいるので、子どもも安心して遊んでいますし、その間私も仕事に集中できます」 本棚を二つ向かい合わせに置いた子どものためのスペース。「本棚を置く前はデッドスペースになっていたのですが、こうすることで空間を有効活用することができました」 子どものためのスペースは本棚で仕切られ、外から見える部分には、川上さんの仕事のアイデアソースになる写真集などが入れられているため、そこだけ浮くことなくほかのインテリアともなじんでいる。共に暮らす人みんなが居心地がよく、安心して働ける住まいだ。 「在宅ワークの間取り案内」特集TOPへ