イズミダ リーさん/画家

仕事場とリラックススペースを、はっきり分けてオン/オフを切り替え

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天板が広く、引き出しなどの収納も十分で使いやすそうな木製の作業机。揃いの椅子は、座面が回転するタイプだ。筆や画材は机の上にあえて出しておくことで、作業や片づけをしやすくしている。作業机の反対側には、キャンバスなどがずらり。

no. 02
イズミダ リーさん
occupation : 画家
life style : 2人暮らし
size : 60㎡
work style : 週5日在宅

イズミダ リーさん/画家の画像_2
イズミダ リーさん/画家の画像_3
白いインテリアで統一されているリビングスペース。このソファに腰掛けて、自宅で育てたハーブで入れたハーブティーを飲んでいるときが一番のリラックスタイムだそう。

 鮮やかな色使いとのびやかな筆の流れが目を引くイズミダ リーさんの作品。作風とは対照的に、自宅リビングは白を基調としたシンプルな空間だった。

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リビングに置かれている恐竜のオブジェも真っ白。

「自分が切り替えべたなのがわかっているので、仕事場と生活空間をはっきり分けました。作品を作っているときに色をたくさん使っているからか、リラックスするときにはあまり視界に色が入らないほうが落ち着くんですよね。インテリアも必要最低限の物しか置かないようにしています」

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自身の作品などが貼られたにぎやかなテーブルまわり。天板が広く、引き出しなどの収納も十分で使いやすそうな木製の作業机。揃いの椅子は、座面が回転するタイプだ。筆や画材は机の上にあえて出しておくことで、作業や片づけをしやすくしている。作業机の反対側には、キャンバスなどがずらり。

 一方で仕事場にしている部屋は、画材やキャンバスがずらりと並んで賑々しい。木製の作業机は、同じく画家だった義父から譲り受けたものだそう。

「引っ越す前はダイニングテーブルで作業をしていました。作業の途中でも、夕飯の時間になったらいったんキャンバスや画材を別の場所に移動させて……、というのがなかなか大仕事でしたね。仕事場を作ってからは、作業がしやすいようにあえてしまい込まずに出しっぱなしにしています」

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隣の席は、パートナーのゲームスペース。「お互い好きなことをやっているからか、自粛期間中ずっと彼が家にいても喧嘩しなかったですね」とイズミダさん。

 作業机の隣には、パートナーのゲーム机が並ぶ。誰かいることで、集中の妨げにならないのだろうか。

「隣に集中している人がいるほうが、私も集中できるんですよ。でも一応、ノイズキャンセリングのヘッドホンは買いました(笑)」

 生活空間と仕事場を切り分けて、どちらも大切にする。イズミダさんなりのルールがそこにあった。



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