Film Forum(フィルム フォーラム) 古きよき時代の風貌を残したエントランスが目印 映画通のための必見シアター「私たちにとっては、いわば映画の専門学校みたいなところかな」とジーニー。シネフィルのための映画館として1970年代から知られている。アメリカ国内外の独立系新作フィルムとアルフレッド・ヒッチコックやオーソン・ウェルズの作品など、往年の名作も上映している。アメリカの映画ファンに人気の高い日本の作品を折に触れて上映することでも有名だ。パンデミックの間は閉館していたが、オンライン上映の手配を迅速に整え、あくまでも映画好きのためのシアターというポリシーを貫いた。 気鋭の作品のラインナップの中で、6月には小津安二郎特集上映が! 209 W Houston St, New YorkInstagram: @filmforumnyc James Veloria(ジェイムズ ヴェロリア) リップモチーフのオーナーが手作りしたインテリア デザイナーブランドに特化したヴィンテージならここ おしゃれな人たちのたまり場となっているのが、チャイナタウンの南端、ダイムズ・スクエアと呼ばれる地域で人気のヴィンテージストアだ。といっても、扱うのは欧米のデザイナーブランドが中心。二人が注目している90年代やY2Kものも豊富。若手デザイナーの作品も扱っており、「今回の撮影でも着用したプレスリー・オールダムのパールのジュエリーはぜひここでチェックしてみて!」と姉妹は猛プッシュ。 ポップでキッチュな店内 1980〜90年代に名を馳せたデザイナーのトッド・オールダムの甥、プレスリー・オールダムのデザイン 75 E Broadway #225, New YorkInstagram: @jamesveloria Abraço(アブラッソ) テラス席で読書をするのも心地がいい 心も体も優しくハグしてくれるカフェ「毎日のように通っているお店! 仕事の打ち合わせ場所としてもちょうどいいの」とチェイス。エスプレッソとバリスタが入れるドリップ式のコーヒーが人気。2007年のオープン以来、イーストヴィレッジのカフェの代表格に。アブラッソとはポルトガル語でハグの意味。コーヒー豆からミルク、砂糖、ケーキ類まですべてがオーガニックというこだわり。 オリーブオイルケーキやバナナブレッドに、オーガニックティーを合わせるのがジーニーの定番メニュー 81 E 7th St, New YorkInstagram: @abraco_espresso Hong Kong Supermarket(香港 スーパーマーケット) 食欲をそそる赤色のワゴンに、ジャガイモ、カボチャがゴロゴロと チャイナタウンの名物スーパーチャイニーズ食材が揃うスーパーマーケット。中国だけでなく、タイやベトナムなどアジアのエスニックな商品も豊富で、生鮮食料品からキッチン用品まで、圧巻の品揃え。ジーニーいわく「アメリカ系のスーパーマーケットよりも値段が安くて、特に、フルーツや野菜がとても新鮮。日頃からよくお世話になってます」。 目移りするほど種類が豊富で、選ぶ楽しみが 157 Hester St, New York Sandy Liang(サンディ リアン) 流線形のオブジェがラックを彩るモダンな店内 ダウンタウン・ファッションの新リーダー「共通の友人の紹介でデザイナーのサンディと知り合い、この数シーズンはコレクションのプロモーションビデオを私が制作しているの」とジーニー。ガーリーなテイストにプレッピーな要素を加えたデザインは、ダウンタウンのおしゃれな女性たちに人気で、昨年待望のブティックがオープンした。新作のコレクションのほか、昨年から始めたウェディングドレスやアクセサリーも展開している。 サテンのバレエシューズは、ジーニーのお気に入り 花嫁用のヘッドアクセサリー 28 Orchard St, New YorkInstagram: @sandyliang