西麻布・葡呑(ぶのん)のひげ鱈湯とうふ

悟りの鍋と呼びたい、究極にシンプルな日本の鍋

「この滋味あふれるお鍋に、とにかく癒やされるんです」(石川さん)。
ひげ鱈は、市場に並ぶと割烹料理店などが仕入れていく、“鱈の王様”ともいわれる高級魚。だがその正体は鱈ではなく、冬から春先が旬のヨロイイタチウオ。このひげ鱈のアラでとった、コクのある淡いスープと、コラーゲンをまとった身、そしてゆらゆらアツアツの湯豆腐。さらにおいしいナチュラルワインとともにいただけば、極楽。冬万歳!

Recommended by 石川智謝さん(AVIV Entertainment 代表)

2016年2月号掲載
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