セルフィー専用の超小型ドローンにトライ! vol.35

今年の初めに夫婦でドローンを購入してから、週末になると自然の豊かな場所にドローンを飛ばしに出かけています。日本国内では200g以上のドローンは人口の多い地域では飛ばせないという決まりがありまして、都内や都内近郊では、ほぼ飛ばすことができないのです(もっとも、想像するだけでリスクが高くて、趣味で飛ばそうなんて気も起きませんが!)。

もうちょっと手軽なドローンが出ないもんだろうかなんて思っていたところ、昨年末にクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で€574,504(約7,100万円!)を集めて商品化されたセルフィーに特化したドローンAirSelfie」がついに発売になるというニュースをゲットしまして、ひと足お先に本体をお借りすることができたので、遊んでみました!


じゃじゃーーん!こちらがAirSelfie本体です。私の手のひらよりも小さい!!本体は61g。規制の範囲外なので、基本的にはどこでも飛ばすことが出来る、ということになります。

スマホとはWiFiで接続。専用のアプリから操作できます。

アプリ下部に表示してある、「Slide to Take Off」の部分を右にスライドすると、プロペラが回り出すので、上方向にほいっと少し投げてやると、ブイーンと空中に飛び出します。




操作は意外と、む、むずかしい!が、楽しい

そんなわけで、自宅の室内で十分にテストをした上で、ゴールデンウィークに景色の良い場所で「いざ! エアーセルフィー!」と意気込んで飛ばしてみたのですが、風に流されてしまって、写真やムービーを撮るどころではなく、結局ここに載せられるようなセルフィーは撮影できなかったのでした(汗)。

実際には最大飛行高度は20メートルと、ちょっとした空撮には充分な性能を持ち合わせているので、慣れればこんなセルフィーが撮れちゃうみたい!

AirSelfie Instagram @airselfiecameraより)


AirSelfie Instagram @airselfiecameraより)

連続飛行時間は3分弱と、ちょっと短いのですが、専用ケースがバッテリーも兼ねているので、移動中に充電できて便利です。右がバッテリーとケースを兼ねている「Power Bank」。他にもバッテリー付きのiPhoneケースとして、iPhoneと一緒にAirSelfieを持ち歩くことができる「Cover」も用意されています。しかし、小さいなー


飛行の安定性やカメラの画素数、飛行時間など、まだまだ正直発展途上な部分もあるけれど、女子が普段持ち歩いている小さなバッグにでも収まるサイズで気軽に持ち歩けるドローン、と考えるだけでも、これはかなり新しい。プロペラは完全にガードされているので、人に当たって怪我をさせてしまう、なんてこともほとんどないと思われます。

これからのアウトドア&観光シーズンに、サッとカバンから取り出せば、周りの注目を集められること、間違いなし!!AirSelfieは、ウェブサイトから¥33,495~でプレオーダー受付中です。

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市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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