小は大を兼ねる!? スマホより小さな高性能カメラ vol.75

最近バッグ or ポーチの中に忍ばせて、遊んでいるガジェット。それが「OSMO Pocket」です。


片手におさまっちゃうサイズの小さな
OSMO Pocket、実は4K動画も写真も撮れちゃう立派なカメラ。こんな小さなボディに、手ブレを防いでくれるスタビライザーという機能までついているんです。約2年前、この連載でOSMO mobile」という、スマホの手ブレをなくしてくれるガジェットをご紹介したのですが、それをさらに進化させたものがこのOSMO Pocket。サイズが3分の1くらいになってびっくり……


レンズがついている頭の部分がぐにょぐにょと動くようになっていて、この部分で手ブレを防いでくれます。




操作はシンプルで、本体にはボタンが2つだけ。左はシャッターボタン、右のボタンは動画/写真の切り替えや、セルフィモードの切り替えなどに使います。セルフィモードに切り替えるとカメラがクイッとこちらを向いて、自動で顔を認識。画面の中心にキープしてくれるフェイストラッキングがオンになります。

本体の画面が小さくて見づらい場合は、スマホに接続して使うこともできます。専用アプリの「DJI Mimo」をスマホにインストールしておけば、OSMO Pocketをスマホの端子部分に挿すだけで、すぐに撮影モードになります。


直接スマホに挿すので「なかなか繋がらない!」「接続が途中で切れた!」なんてこともありません。また、スマホに接続すれば、撮影したムービーや写真をサッとスマホに保存できるので、SNSでのシェアも簡単。撮りたい、見たい、と思った時、パパっと使えちゃうのがなんとも素晴らしい。先日はスキーに連れて行って、雪山でも大活躍してくれました。




こんなに小さいけれど、便利な機能もたくさん。セルフィモードには美肌機能もついているし、早回し再生をしたようなタイムラプス動画や、より広範囲の写真を撮ることができるパノラマ撮影機能も。

また、指定した被写体を追いかけてくれるアクティブトラッキングは、動きの激しい子どもやペットの成長記録にも重宝しそう。友人がTwitterに投稿していたのですが、お子さんに持たせて、子どもの視点を動画で残しておく、なんて使い方も面白そうでした。

これも軽くて小さいOSMO Pocketならでは。

他にも、動画は撮っても編集ができないからなあ……なんて方にも、専用アプリのDJI Mimoには自動でカッコいい動画をつくってくれる機能もついています。

2019年はスマホからステップアップして、よりおしゃれな動画撮影にチャレンジしてみては?

市川 渚プロフィール画像
市川 渚

ファッションデザインを学んだのち、海外ラグジュアリーブランドのPRなどを経て、2013年に独立。クリエイティブ・コンサルタントとして国内外の企業、ブランドのプロモーション企画/ディレクションに関わる。
また自身でのクリエイティブ制作にも注力しており、フォトグラファー、動画クリエイター、コラムニスト、モデルとしての一面も併せ持つ。強い服と少し先の未来を垣間見られるデジタルプロダクトが好き。

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