【注目のアート展】「アフロ民藝」のセンスと膨大なアーカイブに圧倒されるシアスター・ゲイツ伝説 #100 #シアスター・ゲイツ

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シアスター・ゲイツ
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「黒人仏教徒の香りの実践」は、京都の松栄堂とのコラボレーションで「常滑の香り」を表現したお香が並んでいます。
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ハモンドオルガンと7個のレスリースピーカーで構成された「へブンリー・コード」。鍵盤が押されたままで音が響き、厳かな空気を醸し出しています。
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ゲイツがアーカイブ化した本や雑誌が並ぶ「ブラック・ライブラリー&ブラック・スペース」。シカゴにあった黒人系の出版社「ジョンソン・パブリッシング・カンパニー」の蔵書が中心で、気になる本や雑誌を手に取って見ることができます。
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「黒い縫い目の黄色いタペストリー」は、消防ホースを切ってキャンバスに貼った作品。かつて公民権運動のデモを鎮圧させるのに、警察がホースで放水したという事実を呼び起こします。
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「小出芳弘コレクション」は圧巻の物量。伝統的な常滑焼の陶芸家・小出芳弘が亡くなった後、約2万点もの作品が遺されて子息が困っていたそうですが、ゲイツが全て引き受けると宣言。
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「貧乏徳利」が並ぶバーコーナー。江戸から昭和の初期の、リサイクルのボトルキープのような風習。ゲイツは日本の酒文化に造詣が深いです。
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「プラダ仕覆」はよく見るとプラダのロゴが。「仕覆(しふく)」とは、茶道で使う道具を入れる袋のことです。センスの良さが感じられます。
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「ドリス様式神殿のためのブラック・ベッセル(黒い器)」は、アメリカやアジアの陶芸の様式を取り入れたシリーズ。形が独創的です。
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「ハウスバーグ」はゲイツが考えた造語で、ミラーボールと氷山を融合させたようなもの。気候変動で溶けてゆく氷山についても考えさせられる作品です。ハウス音楽などがかかっていてクラブやパーティの疑似感も得られました。
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