「HITOTEMA」主宰で料理家の谷尻直子と「菓子屋ここのつ茶寮」主宰の溝口実穂が考案した和のチーズケーキ「一対」の販売が、2021年10月15日(金)よりITTSUI.jpにてスタート。日本文化を感じることのできる和の食材を使って谷尻と溝口がそれぞれ考案した2種類のチーズケーキが1箱で楽しめる。
渋谷区にある予約制レストラン「HITOTEMA」主宰で料理家の谷尻直子と、台東区で予約制の「菓子屋ここのつ茶寮」を主宰する溝口実穂による初のコラボレーションプロジェクトが実現。2021年10月15日(金)より和のチーズケーキ「一対」の販売がオンラインにてスタートした。
左が「味噌クラストのベイクドチーズケーキ」、右が「きな粉クラストのレアチーズケーキ」。 ©Kazuhiro Fukumoto(TAKMI)
「一対」は和のものや季節を大切にする谷尻と溝口の“心を整える菓子をつくりたい”という思いが重なり実現。二人は互いが偏愛するチーズケーキを、日本文化を感じることのできる和の食材にこだわり、試作を繰り返した末に作り上げた。2つのチーズケーキはその名の通りセットで一箱に収められ、冷凍にて届けられる。30分程度の解凍で冷たさをいかしていただくのも美味しい食べ方のひとつ。
谷尻が考案したのは、福井県産の有機味噌を米粉ときび砂糖のクラストに混ぜ込んだ「味噌クラストのベイクドチーズケーキ」。チーズと味噌という2つの発酵食品のマリアージュが楽しめる。一方、溝口は子どもの頃に食べていた今はなき、喫茶店の味を再現。雲のように真っ白でなめらかなレアチーズムースと焙煎された北海道産きな粉の香りのハーモニーが口の中に広がる「きな粉クラストのレアチーズケーキ」を考案。フワフワとザクザクの食感を同時に味わうことができる。
好きな時間に、また好きなように食べられるよう、ケーキの土台となるクラストは別添えで用意。砕いて振りかけたり、チーズケーキをクラストに塗ったり、味噌ときな粉のフレーバーは入れ替えたり、揃えたりと自由に楽しめるのがいい。
贈り物に、特別な日に自分で楽しむために。ホームページでは今後、お茶やお酒などのおすすめペアリングも紹介予定とのことなので、ぜひチェックして。
text : Shiyo Yamashita