"アーバンノマド"という進行形のエスプリ

 世界各地を軽やかに旅する瀬谷さん。その旅で得た哲学が、洋服作りの根底に流れている。「モンゴルの遊牧民のように、定住しない文化に魅力を感じます。環境にかかわらず、都市でも何かに縛られることなく、自由に生きたい。このルックでは、山や高原に暮らす人々が着るような服を、街に落とし込んだら? というイメージを反映しました。コットンにアルパカとリネンを混ぜているので着心地もよく、リラックス感のあるフォルムに仕上げています。とはいえ、ほっこりに転ばないように襟元のカッティングなどでモダンな女らしさを」

ベルトを締めれば、ほどよく緊張感があるスタイルに。ギャザーが寄せられた後ろ姿も抜かりなし。
ワンピース¥98,000・ベルト¥22,000/SUPER A MARKET(セヤ)