身近な洋服や化粧品も、デザインだけでなくサステイナブルな背景を持つかどうか、を基準に選ぶことが未来を考えるための第一歩。SDGsが掲げる17のゴール別に、ファッション&ビューティブランドの取り組みを紹介する。
2025年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す
CANADA GOOSE
産業化により温室効果ガスの排出量は増大し続け、温暖化、海面の上昇、異常気象といった気候変動を引き起こしている。そこで2015年、国連で世界の平均気温の上昇を抑える努力を追求する「パリ協定」が採択された。売り上げの一部をホッキョクグマ生息地保護活動などの支援に使用する「PBIコレクション」を展開するなど、長年にわたり、カナダ北部のコミュニティをサポートしてきたカナダグース。今年はさらに、2025年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標などを掲げたサステイナビリティ戦略を発表し、カーボンニュートラルに取り組んでいる。
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