no.05 和田麻里子さん(バイヤー)

トゥモローランドのウィメンズのバイヤーでジュエリーを担当。地金の色をミックスした重ねづけが好き。趣味は国内外の世界遺産巡り。

心が動いたら手に入れる。ジェムストーンに思い出を宿す

「ジュエリー好きだしバイイングをやってみたら?」。上司のそんな言葉がきっかけで、バイヤーになる。長年、ジェムストーンと向き合ってきた和田さんは、昨年、念願のオパールのリングを手に入れたという。
「ミックスコーディネートがしやすいブルーの石が昔から大好き。ターコイズやモロッコのフェズブルーが好みでした。でもオパールは色の出方や青みに個体差があり、なかなか理想のものが見つからなかったんです。ランド オブ トゥモロー 丸の内店10周年の別注でhumに作ってもらったリングが、まさに探していた色だったので購入。一番の宝物です」。
プロが語る天然石の魅力は、ボックスを開くと、石と出合った当時を追体験できること。仕事上、コレクションは増え続けているが、どれも思い入れがあり大切に保管して手もとに残している。

1 「手もとは華やかにリングをいっぱいつけたいんです。繊細なダイヤモンドがついたゴールドやシルバーのきゃしゃなリングを重ねてグラデーションを楽しんでいます。こだわりは必ず大きな石をどこかに一つつけること。今日は宝物のオパールが主役です」
2 カラーストーンは眺めているだけでハッピーな気持ちに
3 収納に使うジュエリーボックスは、仕事で使う黒い業務用のケースが一番整理しやすいと気づき愛用。ここに収まりきらないものはグローブ・トロッターのスーツケースを活用して保管している

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