整然とした靴箱の収納で、"今の気分"がよりクリアに

Vanessa Sewardさん デザイナー


ストレージに膨大な量の服と小物を保管するヴァネッサさんは、夫と娘とともに暮らすアパルトマンの丸ごとひと部屋を、着用頻度が高いアイテムが並ぶウォークインクローゼットに。「自分のアーカイブから、ずっと前に買った’70s〜’80s初頭のシャルル・ジョルダンやイヴ・サンローランの靴を復活させ、ワードローブ全体を一新した気分になることもあるわ」。付箋や写真をボックスに貼る収納は、定期的なワードローブ・キュレーションで"今の気分"を明確にするカギだとか。

整然とした靴箱の収納で、"今の気分"がよの画像_1

200足ものコレクションから選んだ"今のアイテム"が並ぶクローゼット。年間を通じて欠かせないのはシャネルのバイカラーサンダルと8㎝ヒールのブーツ、そしてアルゼンチン生まれの彼女らしく、タンゴ・シューズ。バッグも一緒にまとめれば、スタイリングでの相関関係がひと目でわかる200足ものコレクションから選んだ"今のアイテム"が並ぶクローゼット。年間を通じて欠かせないのはシャネルのバイカラーサンダルと8㎝ヒールのブーツ、そしてアルゼンチン生まれの彼女らしく、タンゴ・シューズ。バッグも一緒にまとめれば、スタイリングでの相関関係がひと目でわかる

整然とした靴箱の収納で、"今の気分"がよの画像_2

アザロ時代、メゾンのアイコニックな花のモチーフを靴のパーツに取り入れ、自身でデザインしたサンダル。制作はクリスチャン ルブタン

整然とした靴箱の収納で、"今の気分"がよの画像_3

ヒールのローファーとストラップのサンダルもヴァネッサさんの定番。いずれもVanessa Seward pour La Redoute Collectionsでデザインしたもの

POINT1  カテゴリー別にボックスを重ねて
POINT2  付箋や写真でラベリング
POINT3  靴とバッグは1カ所にセット

PROFILE
ヴァネッサ・シワード●シャネル、サンローランを経て、2002年より9年間はアザロのデザイナー、2015年から3年間は自身のブランドを、その後2年前よりVanessa Seward pour La Redoute Collectionsを手がけている。フランス・パリ在住。

FEATURE