「日本ではなかなかない、駅舎への抜けもきれいですよね。先日訪れたパリの景色を思い出しました」（高畑さん）。この幅員74mを誇る道は、皇居前の和田倉門から東京駅丸の内口をまっすぐに結んでいる。「皇居へと流れるよい気をそのまま受け止められる、歩くだけで浄化される場所です。＂王道＂的な道なので、強い加護のパワーもありおすすめです」（あべさん）
バッグ￥45,000／志ま亀草履・足袋／スタイリスト私物
開運モチーフ
市松模様
市松の中にも市松が染められた「子持ち市松に竹」という名を冠するバッグ。若松と梅と椿が描かれた、愛らしい柄ゆきにもうっとり。竹模様のぼかしは手しごとの技。「日本古来のこの文様には、和を尊びみなでよきことをなす、という日本の平和主義を象徴するひし形（四角形）が描かれています。身を守ってもらえるような力もあるんです」（あべさん）
淡い小紋の着物に合わせたのは、どこかヨーロッパを想起させるアラベスクと鳥の刺しゅうが施された黒の名古屋帯。その繊細な文様に気品が宿る。帯締めは深いグリーンを選び、色合わせも楽しんで。着物（仕立て上がり）￥45,000・名古屋帯￥80,000・帯揚げ￥4,500・帯締め（飾りつき）￥7,000・かんざし￥3,000
開運カラー
パープル
「紫はとても好きな色で、私服でもよく着ます」と高畑さん。「精神性の高い慈愛の色で、スピリチュアルカラーともいえます。多くの思いがけない出来事が起こりやすい2018年は、そういった色を身に着けてパワーを上げることが大事」（あべさん）。牡丹がかたどられた小紋柄は、やわらかい藤色も魅力。日常使いから華やかなシーンまで多彩な場面で活躍する一着。
開運フード
オーガニック
「ナチュラルで新鮮な野菜には＂噓＂がなく体内を浄化します。また、薬膳系のデトックス作用も同様の効果がありクリーンな体に」（あべさん）。自然光が差し込む、心地よい空間で季節の味覚をじっくり堪能して。「好き嫌いはあまりなく、家でもよく野菜を食べます。あまり見かけない珍しい食材もあって、体によさそう。薬膳系ならサムゲタンが大好きです！」（高畑さん）
Brown Rice by Neal's Yard Remedies
有機食材の和食が楽しめるカフェ。「旬野菜のせいろ蒸し膳」（〈平日〉￥1,700 〈土日祝〉前菜つき￥2,200・ともに税込み）は産地直送の新鮮な野菜を皮ごと蒸している。玄米ご飯、みそ汁、ぬか漬け、副菜二品をセットに。根菜や人参、アスパラ菜など彩り豊かな旬の食材を味わって。
住所：東京都渋谷区神宮前5の1の8 1F 03-5778-5416 営業時間：11:30～18:00 不定休
着たい服はどこにある？
トレンドも買い物のチャンネルも無限にある今。ファッション好きの「着たい服はどこにある？」という疑問に、SPURが全力で答えます。うっとりする可愛さと力強さをあわせ持つスタイル「POWER ROMANCE」。大人の女性にこそ必要な「包容力のある服」。ファッションプロの口コミにより、知られざるヴィンテージ店やオンラインショップを網羅した「欲しい服は、ここにある」。大ボリュームでお届けする「“まんぷく”春靴ジャーナル」。さらにファッショナブルにお届けするのが「中島健人は甘くない」。一方、甘い誘惑を仕掛けるなら「口説けるチョコレート」は必読。はじまりから終わりまで、華やぐ気持ちで満たされるSPUR３月号です！
