【開運スポット】赤城(あかぎ) 神社

「着物でこういうところに訪れると気持ちがしゅっとします」という高畑さん。「磐筒雄命(いわつつおのみこと)」と「赤城姫命(あかぎひめのみこと)」が祀られているこの神社は学問芸術や厄難消除、さらには良縁成就や安産などの神徳があるとされている。江戸時代には日枝神社、神田明神と並び「江戸の三社」と称された。あべさんによると「著名人からの信奉が厚く、非常にパワフルな御利益があります。実は『赤城姫命』には、たとえば有名になることや成功したいとき、その人に対する批判や噂から守りその飛び立ちを後押しする役割も担う側面があります」とのこと。ネガティブな目に遭わず、より大きく羽ばたける年を願って、お参りして。
住所:東京都新宿区赤城元町1 の10

 

国民的女優である高畑さんと、2018年と開運のハナシ

 2016年のNHK連続テレビ小説主演でお茶の間人気を不動のものにし、'17年も映画にドラマに引っ張りだこ。'18年もますます躍進が期待される女優・高畑充希さん。この企画では、新しい年の幸せを願い着物でいくつかの開運スポットを巡った。まずは高畑さんの'17年をまとめると?
'16年から引き続き、忙しくも楽しく充実していました。『過保護のカホコ』というドラマで民放初主演を務めたり、『エレクトラ』という舞台で生活までそれ一色になったり。ただ外出は好きで、オフの日は劇場かヴィンテージショップに買い物へよく出かけます。おいしいごはんを食べに行くことも」
 今回の撮影では、華やかな訪問着と洒落た小紋の着物を、それぞれ開運にちなんだ色や柄に紐づけてセレクトした。「浴衣は自分でなんとか着付けられるのですが、着物は仕事以外では機会がなくて。なで肩なので、着ると和装は自分の味方だな、日本人でよかったなと思います。今日の装いでいうと、紫は特に好きな色。10年くらい愛用しているDr.Martensの靴も紫なんです」と、服好きらしいコメントも。
 また、特別に高畑さんだけのパーソナルな開運キーワードをこの特集を監修してくれたあべけいこさんに聞いたところ「黄色」と「ゆとり」だそう。そして「高畑さんは天然サイキックです」(!)というお言葉も。「からし色と紫の組み合わせが大好きなので、,18年もたくさん着たい。そして、天然サイキック! なんだかわかります。霊感はないですが不思議と勘が当たったりするんですよね。'17年は仕事に邁進したので、'18年はまさにゆとりをもって、プライベートも充実させられたらいいな」

 

境内の末社である「出世稲荷神社」にてひと足早く鈴を鳴らしてお参り。「人混みが苦手でいつもはなかなか初詣に行けないんです」(高畑さん)

 

10月~ 5月まで着られる「袷あわせ」の着物は気品漂う「おおらかな花の丸」柄。上前で目を引くのは菊や桐、橘や椿。後ろ身頃の裾には蘭、梅、松、牡丹などが配され9種の花々が美しく咲き誇る。帯は「大橘文」訪問着¥385,000(表地価格)・袋帯¥430,000(表地価格)・帯揚げ¥23,800・帯締め¥10,000/志ま亀 かんざし¥4,500/THE YARD shibuya

 

開運カラー

グリーン

「よりよい人とつながることが大切な2018年。人間関係や平和主義の緑色はぴったり。また九星気学では、’18年は九紫火星の年。"火"を燃やす緑や葉は特に相性がいい色です」(あべさん)。独特なひわ色と上質な艶感が印象的。

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着たい服はどこにある?
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