【矢内麻友さん】10年以上着倒せるエッセンシャルコート

矢内麻友さんにとってのエッセンシャルコートとは、トレンチコート、ケープ、雨の日にも着られるジャケットの3種類。「今季は特にケープのバリエーションが豊富で、トレンチコートとケープがドッキングしたアウターもたくさんありました。私にとっては夢のコラボレーションですが、ずっと着たいという観点からあえてシンプルで普遍的な5枚を厳選しました」。

1枚でモードなスタイルが完成【サンローラン】

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ケープ¥330,000/サンローラン クライアントサービス(サンローラン)

1976年に発表されたイヴ・サンローランのロシアンコレクションを彷彿とさせるクラシカルなケープ。「秋冬は先シーズンに引き続きトラッドでレディライクなアイテムが気になっていることもあり、サンローランのケープをセレクト。ロングブーツと合わせて、とことんクラシカルに着こなしたいです」。

サンローラン クライアントサービス
http://www.ysl.com/jp
0120-95-2746

エレガントなチェックのケープをさらりとまとって【ディオール】

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ケープ¥890,000/クリスチャン ディオール(ディオール)

70’sテイストが薫るレトロなディテールに、チェックとフリンジで今季のムードをブレンド。「バンドTとスウェットパンツ、ノルディックセーターとデニム、ガーリーなブラウスとオールインワンなど、合わせるアイテム次第でいろいろな着こなし方が楽しめそう」。

クリスチャン ディオール
https://www.dior.com/ja_jp
0120-02-1947

クラシカルなハンティングジャケットをワードローブに迎え入れて【セリーヌ バイ エディ・スリマン】

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ジャケット¥255,000/セリーヌ ジャパン(セリーヌ バイ エディ・スリマン)

セリーヌからはワードローブにあると重宝するハンティングジャケットをピックアップ。「ラグランスリーブで肩まわりに余裕があるから、中に厚手のニットを仕込めば秋口から真冬まで幅広く活躍してくれそう。ワックス加工が施されているので防水性、防風性、保温性に優れたエッセンシャルな1着です」。

セリーヌ ジャパン
http://www.celine.com
03-5414-1401

汎用性の高い正統派トレンチコート【ジル サンダー】

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コート¥285,000/ジルサンダージャパン(ジル サンダー バイ ルーシー アンド ルーク・メイヤー)

ウールのトレンチコートは、肩が落ちるマスキュリンながらスリットが深く入っているのでしなやかになびく。ベルトを締めると、より女性らしいシルエットに変化。「後ろに長いスリットが入っているので、歩くときにチラリと見えるインナーとのバランスもおもしろい! ベルトは締めず、ガウンのようにざっくりと羽織ってリラクシングに着こなしたいです」。

ジルサンダージャパン
https://www.jilsander.com/
0120-919-256

ワンピース感覚で着られる軽やかなマキシ丈トレンチ【ザ・ロウ】

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コート¥511,000/ザ・ロウ・ジャパン(ザ・ロウ)

ダブルブレストシルエットがエレガントな雰囲気を醸し出すザ・ロウのマキシ丈トレンチコート。「前を開けて風になびかせながら着るのも素敵ですが、背が小さい私は、ボタンを留めてベルトをギュッと締め、ワンピースのように着たいです。今季はトーン・オン・トーンの気分なので、合わせるアイテムはアースカラーでまとめるのが◎」。

ザ・ロウ・ジャパン
https://www.therow.com/jp
03-4400-2656


PROFILE/矢内麻友(やうち まゆ)
大学卒業後、渡英。帰国後吉田佳世氏に師事し独立。モード誌を中心に広告、カタログ、プロップスタイリングも手がける。「最近髪型を久しぶりにマッシュにしたら似合う服がガラリと変わりワードローブを改造中。器集めにも熱が出てきてお財布の紐が緩みます」。


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