2023.05.30

【夏小物】ほっこりしないカゴバッグ。出合った瞬間「Oh, BOYY!」と心の中で叫びました/SPURエディターHAYASHI

いかにほっこり感を出さずにカゴバッグを持つか。ここ数年のわたしの夏の命題でした。気温が30℃を超えてくると、体をしめつけないゆるっとした服ばかり選びがち。「何があってもお腹だけは冷やしちゃダメ」と幼い頃から母に言われてきたせいか、旬の肌見せには憧れを抱きつつも抵抗があります。というかたぶん一生できない気がする。最近は下腹部のぽっこり化も進み、オーバーサイズのアイテムでごまかすのが定番スタイルに。そうなると難しいのがバッグの選び方なんですよね。

バッグ¥198,000/トヨダトレーディング プレスルーム (ボーイ)
バッグ¥198,000/トヨダトレーディング プレスルーム (ボーイ)03-5350-5567、シャツ ¥78,650/ドーバー ストリート マーケット ギンザ (ヘド メイナー)03-6228-5080、キャミソール¥16,500・スカート¥28,600/ジュンカスタマーセンター (ヨー ビオトープ)0120-298-133、シューズ¥49,500/スキマ 恵比寿 (エンダースキーマ)03-6447-7448、ネックレス¥63,800/フィルグ ショールーム (サピア バハール)03-5357-8771、リング¥41,800・イヤリング¥49,500/ララガンデザイン (ララガン)info@ralagan.com

ナチュラル素材の軽やかな服が増える夏は、バッグでモード感を足すのがマイルール。長年愛用しているシンプルなブラックレザーのトートバッグが便利すぎて、「迷ったらこれ」的にオールシーズン使いたおしているのですが、夏に持つとなかなか暑苦しいのが悩みでした。やっぱりカゴバッグが欲しいと思いつつも、上述の通りほっこり感は払拭したい。探し求めていたところに出合ったのがミラノを拠点とするブランド、BOYY(ボーイ)のバッグでした。

バッグ¥198,000/トヨダトレーディング プレスルーム (ボーイ)
バッグ¥198,000/トヨダトレーディング プレスルーム (ボーイ)03-5350-5567、シャツ ¥78,650/ドーバー ストリート マーケット ギンザ (ヘド メイナー)03-6228-5080、スカート¥28,600/ジュンカスタマーセンター (ヨー ビオトープ)0120-298-133、シューズ¥49,500/スキマ 恵比寿 (エンダースキーマ)03-6447-7448、ネックレス¥63,800/フィルグ ショールーム (サピア バハール)03-5357-8771、リング¥41,800・イヤリング¥49,500/ララガンデザイン (ララガン)info@ralagan.com

清涼感のあるラフィアのボディに、誇張されたようなバックルと辛口レザーベルトの組み合わせ。なんと理想的なバランス! ユーモラスでコンテンポラリーなムードに、ひと目で心を奪われました。iPadやA4資料が入るうえにマチはたっぷり。作りもしっかりしているので、仕事バッグとしてもガシガシ使えます。さらにはジップポケットや中身を隠せるフラップも付いてくる気の利きよう。ついに薄汚れたサブバッグを持ち歩かなくていい日がやってきた!

じつはBOYYというブランド、この春に日本に本格上陸したばかりで、その新鮮さもまたいいなと思っています。そういえば中学のときの英語の先生の口癖が「Oh, boy!」だったんですね。日本語に訳すと「あら、まあ」的なニュアンスですが、当時は先生が自分のことをボーイだと勘違いしていると思っていました。BOYYのバッグのおかげで忘れかけていた思い出も蘇ってきて、いっそうの愛着を感じています。

ファッションの目利きに聞く!
装いをブラッシュアップする夏小物

【ガブリエラ コール ガーメンツ】ラフな夏の装いを美しく引き締めるバブーシュ/スタイリスト中澤咲希さん

オープン トゥ バブーシュ¥69,300/THE STORE by maidens(GABRIELA COLL GARMENTS)
オープン トゥ バブーシュ¥69,300/THE STORE by maidens(ガブリエラ コール ガーメンツ)

「Tシャツ×ベイカーパンツといった夏の定番スタイルに合わせたいです」と中澤さんが注目するのは、ガブリエラ コール ガーメンツのバブーシュ。裁ち落としのレザーを中央で縫い合わせることでできたセンターラインがモダンなデザイン。洗練された佇まいが、夏の装いを品よく引き締めてくれる。

THE STORE by maidens
https://store-maiden.com/
03-5410-1777

【ナヌーシュカ】1点投入で印象が様変わりするサングラス/ヘア&メイクアップアーティストRie Shiraishiさん

サングラス¥45,800(輸入関税込み・参考価格)/ファーフェッチ カスタマーサービス(Nanushka)
サングラス¥45,800(輸入関税込み・参考価格)/ファーフェッチ カスタマーサービス(ナヌーシュカ)

ヘア&メイクアップアーティストRie Shiraishiさんが選んだのは、ひと際存在感を放つナヌーシュカのサングラス。厚みのあるスクエアフレームや、クラシカルなべっこう柄が印象的。「甘い雰囲気になりがちなロング丈のワンピースに合わせて、スタイリッシュに引き締めたいです」

ファーフェッチ カスタマーサービス
https://www.farfetch.com/
050-3205-0864

【メゾンドリリス】涼しげなラフィアハットをスタイリングのフックに/スタイリスト野村奈央さん

【夏小物】ほっこりしないカゴバッグ。出合の画像_5
ハット¥17,600/メゾンドリリス

夏の装いをロマンチックに彩ってくれそうなメゾンドリリスのラフィアハット。こちらはスタイリスト野村さんの一押しアイテム。「リボン付きのハットは自転車に乗る時にも重宝します。もちろんそのまま垂らしても! マキシ丈のAラインワンピースやデニムパンツと合わせたいです」

メゾンドリリス
https://lamaisondelyllis.com/
lamaisondelyllis@gimixed.com

【ベアトリス・パラシオス】モダンなイヤーカフを夏のお守りに/エディター渡部かおりさん

【夏小物】ほっこりしないカゴバッグ。出合の画像_6
イヤーカフ¥15,620/ザシー(ベアトリス・パラシオス)

「毎日、肌身離さず身につけたいアクセサリー」と渡部さんが太鼓判を押すのがベアトリス・パラシオスのイヤーカフ。リサイクルのアクリル樹脂素材で作られた曲線的なフォルムが、顔まわりをモードにアップデートしてくれる。「Tシャツとデニムのようなシンプルなスタイリングの日に片耳につけるだけで、とびきりのアクセントになります」

ザシー
https://theshetheshe.com/

【ミスターイット】バラ付きキャップで個性をプラス/パタンナー榎本紀子さん

キャップ¥20,350/ミスターイット
キャップ¥20,350/ミスターイット

パタンナーの榎本さんがリコメンドするのは、みんなの視線が集中しそうなミスターイットのキャップ。「夏はTシャツやデニムの軽快な装いでまとめたくなるのですが、少し一癖欲しい時に被りたい。ブラックのキャップと白の花のギャップが好きです」。花は取り外せるので、その日の気分に合わせた使い方ができる。


ミスターイット
http://misterit.jp
03-4363-6608

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