きめ細かですべすべ、時代はマット肌のようです。マスクが欠かせないご時世ならではの流れではありますが、長梅雨になりそうな今年は特に需要が高まりそう。でも祖母ゆずりの汗っかきの私(祖母は夏場は常にタオルを肩にかけていました…)、駅まで10分歩くだけでテカテカどころかドロッドロ。マット肌のさらすべ感は私には得られようもないのだと思っていました。このベース&パウダーに出会うまでは!!
こちら、チャコット・コスメティクスのラスティングベースとフィニッシングパウダー。あのバレリーナ御用達ブランド『チャコット』のコスメティックラインで、バレエを学ぶ小さな女の子の肌にもやさしいステージメイク用コスメとして、四半世紀前からバレリーナや舞台人の間で愛用されていたそう。つまり強いライトの下でも美しく映え、もちろん汗にも強い! この春デイリーコスメとして大幅にリニューアルされたと聞き、早速試してみたところ……まあ本当にすごかった。まずラスティングベース、こちらが下地の常識を超える驚きのカバー力! ホイップクリームのようなふわふわの質感(これがすっごく気持ちいい)で、すーっと軽くのばすと仕上がりがふんわり明るい! あきらめていたくすみが、毛穴がシミが、嘘みたいに消えてることに本気で感動。SPF50+/PA+++なのでUV対策もばっちり、さらに完璧なカバー力を求めるならファンデーションを重ねるのがいいと思いますが、日常使いならこれだけで十分です。仕上げにマットタイプのフィニッシングパウダーをポンポン。クリアカラーならマスク対策も完璧です。肝心の汗かき問題ですが、汗をかいてもくずれない……というより、塗ってる感がそもそもないので明るい肌色が1日続く感覚と言いましょうか。で、さらにすごいのがお値段ですよ。ベースは¥1,760、パウダーは¥1,320! このクオリティでこの価格、リピ買い決定です。
もう一つ、マスカラも優秀です。なかなか相性のいいマスカラがなく、ウォータープルーフとうたっているものでもハッと気づくと目の下がやばいことになりがち(そもそも長時間鏡を見なさすぎるのも問題)な私ですが、こちらはまあ落ちない。カラーマスカラブームもなんのその、色展開は現在ブラック一色! そのストイックさも潔し。なんでもより黒い黒を求め、特殊な顔料を使用しているそう。確かに漆黒とも言うべき濃ゆい発色で、ぼやけがちな大人の目元をくっきりと縁取ってくれます。ちなみにこちらもお値段¥2,200。うーん素晴らしい。ブランドのイメージモデル、宝塚歌劇団花組トップスター柚香光(ゆずか・れい)さんのこの世のものと思えない美貌も必見ですので、ぜひ公式サイトをポチッとしてみてください!
「糖分摂るなら菓子より酒で」がモットーの真正左党。
ノーストレスなリラクシングワンピースと多幸感しかないタカラヅカ鑑賞も大好物です。