私のためのエルメス「カレ」(モードなメンカラ紫への道パート2)

誕生日には今後の1年への決意もこめて、自分に贈り物をするという習慣がなんとなく定着してきました(ただのお買い物の言い訳とも言います)。誕生日に限らず、特別な日に自分のために買いたいもの……いろいろあるのですが、私の場合はいつもエルメスの「カレ」(シルクスカーフ、私は90cm×90cmのスタンダードなタイプが好きです)が第一候補で、少しずつではありますが、「これ素敵」となった柄のものを以前よりコツコツと集めています。

今年の誕生日に「俺へのプレゼント」、略して「オレゼント」に選んだのは「シュヴァル・ドゥ・フェット」柄のカレ。春夏の新作です。柄は、50年代~70年代のポーランド派の映画ポスターのオマージュとのこと。ヤン・バイトリク氏のデザインです。中央に配された馬と、ロゼットのモチーフがとてもグラフィカルにアレンジされています。カラフルな色使いもとても好みで、見せていただいた瞬間に「これください」となっていました。巻き方によって印象がかなり変わるのも素敵です。大体、首元にふんわり巻くか、頭にターバンのように巻くというアレンジが多いのですが、目を引くスタイリングのポイントになってくれそうで楽しみ。

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開いてみたところはこのような感じ。馬というメゾンならではのモチーフと、モダンな色の組み合わせが本当に素敵!

実は、即決した理由はもうひとつありまして、カラフルな柄のベースに敷かれていたのが紫だったこと。(すみませんここから謎のオタクトークが始まります……)昨年あるグループのメンバーのファンになり、現在絶賛おしゃれなメンカラ紫(メンバーカラー・メンバーごとに割り振られたイメージ色です)を探し求める旅に出ているのですが、こちら、ベースが濃いめの紫なのです。面積は少ないけれども、カラフルな色(他のメンバー)を自然に包み込む感じが当推しのイメージと通じる気がする(いつもふざけているけど実はメンバーのことちゃんと見てるみたいな、そんな感じなのですよ)……と勝手に気持ちが盛り上がってしまいました。

今まで人生の節目で自分に贈ってきたカレも、それぞれにとても思い出のあるものです。手に取るだけでその頃のことを思い出せる、そんなコレクションを続けていくのも素敵かなと思っています。

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エディターOKUDA

ミニマリストに憧れながらも、己の物欲と食欲から逃れられません。好物は生ビールと生牡蠣と生肉、そして大きなイヤリング。

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