ジュエリー代わりに、paco rabanneのバッグをひとつ

少し前のことですが、友人の結婚式がありました。「いい感じのパーティーバッグがないぞ!」と慌てて捜索し、以前からずっと気になっていたpaco rabanneのアイコニックな定番、「1969」 ナノショルダーを一念発起して手に入れました。

メタルパーツを継いだ象徴的なこちら。パーツのデザインやカラーバリエーションなどをアップデートして多様に登場していますが、このシルバーは定番ですね。実際に手もとにやってきて、これは正直めちゃくちゃ買ってよかった!と断言できます。まず、目的の式では期待通りの大活躍。キラリと硬質なシルバーは、フォーマルウェアにもぴったりでした。さらに本領を発揮したのは日常生活。「重ね着とは……」なんて気持ちになる猛暑日にこそ効くんです。Tシャツ+パンツみたいなカジュアルな格好の日にも、こちらを肩に携えるだけで、ジュエリーを纏ったよう。“手抜き感”が軽減されるというマジックですし、この春〜夏はたくさんこのバッグの存在感に助けられています。ちなみに、難点をあげますと、スチール素材のため、割と重いです。また容量としてはご推察の通り(笑)、あんまり入りません。私はリップと定期入れと携帯、くらい。荷物が多い日はサブバッグかポケットを駆使します。でもいいんです、機能性よりも、その佇まいが愛しいから。

個人的に、創業者のエキセントリックなセンスをぐっとモダンに仕上げるジュリアン・ドッセーナのクリエイティブが大好き。煌びやかで、ロマンティックで、アイデアフルで。ミックス&マッチが絶妙で、見ていて楽しい服たちばかりだな〜と日々うっとりしています。編集Iが以前購入していたフローラルバッグもすごく可愛かったですが、いつかまた、ご褒美にセカンドパコを…と夢見ながら日々頑張りたい。

エディターSAKURABAプロフィール画像
エディターSAKURABA

好きな服は、タートルネックのニットと極太パンツ。いつも厚底靴で身長をごまかしています。

記事一覧を見る

FEATURE